「SEX AND THE CITY」原作者の新刊、ドラマ化へ
人気海外ドラマ「SEX AND THE CITY」の原作者キャンディス・ブシュネルの新刊「イズ・ゼア・スティル・セックス・イン・ザ・シティ?(原題) / Is There Still Sex in the City?」のテレビドラマ化が企画されているとDeadlineが報じた。
同書は8月6日に出版予定で、ニューヨークのアッパーイーストサイドとザ・ヴィレッジを舞台に50歳以降のセックス、恋愛、友情などを描いたものだそう。結婚、子供、離婚、死別など、あらゆる角度から恋愛と人生を分析する。「SEX AND THE CITY」のキャラクターの続編ではないらしく、彼女たちを含め、都会の女性が50代になったらを描くようだ。激しい競り合いの結果、Paramount Television がドラマ化権を取得。パイロット版の脚本はキャンディス自身が執筆するという。
キャンディスは「昔は50代と言えば退職を控えた生活の始まりでした。仕事を減らし、趣味や友人に時間を割くようになり、友人も同じようにゆとりのあるライフスタイルへと変化している時期でした。手短に言うと、定年間近の人は年を取り、体重を増やす以外することがあまりなかったんです。運動したり、新しいビジネスを起業したり、ほかの州に引っ越したり、見知らぬ人とカジュアルセックスをしたりしなかった。でも、今の50代、60代の女性の日常はまさにそうなんです。だから、その豊かで、複雑な現実を本とテレビでお届けできることに興奮しています」とコメントしている。
シリーズ化が決まれば、キャンディスにとっては「SEX AND THE CITY」「リップスティック・ジャングル」「マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~」に次ぐ4作目のテレビドラマ化となる。(澤田理沙)