「テラスハウス」メンバーが語る、共同生活のウラ側
人気リアリティー番組「テラスハウス」の軽井沢編「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」に出演したモデルの谷川りさこ(28)がインタビューに応じ、テラスハウスでの生活を語った。
「テラスハウス」は、シェアハウスに同居する男女6人の生活を記録した番組。りさこは、仕事のある東京と軽井沢の行き来が「すごく大変だった」といい、その点で「今は安心している感じです」と番組が最終回を迎え、普段の生活に戻った現在の気持ちを告白する。
生活を映し出されるというのは、居心地が悪そうな気もするが、「最初はすごく意識していましたが、不思議なことにだんだん慣れてくるんです。もちろん服装やメイクなどは気にするようにしていました」と話すりさこ。家が広く、一人になれる時間もあったため、「共同生活に関しては、そこまで息が詰まるってことはなかったですね」という。
テラスハウスの出演者といえば、番組中の言動がネット上でたたかれてしまうこともしばしば。りさこも例外ではなく、「視聴者の方もみんなテラスハウスが好きで観ているので、一話一話でいろいろコメントも来ますし、不安になるときもありました」と当時の心境を吐露。
入居してすぐからSNSに心ないコメントを書かれることもあったといい、「テラスハウスに出るまでは、わたしのことを知っている人も少なかったですし、批判コメントが来たこともなかったので、そういう意味でもすごく影響力のある番組だなと思いました」と驚いたようだ。
また、自身は他のメンバーと一緒にオンエアを観ることはなかったそうで、「わたしは一人で観るって思っていました。オンエアまで(他のメンバーに)何を言われているのか、わからないから怖くて。そこで初めて知ることもたくさんあります」と笑いながら、その理由を明かす。
番組の終盤では年下の女子メンバー二人とギクシャクしたこともあったが、最終回を迎えるまで残ったりさこ。「あれで卒業していたら、成長できていなかったかもしれないです。いろいろ向き合えた残りの1か月間でした」と振り返った。
オンエアで自分を客観的に見て「わたしってこういう性格だから、こういうふうになったのかな」と反省することもあったといい、「(番組に出たことで)人間的に成長ができました。本当に後悔はないですね」と胸を張った。(取材・文:中山雄一朗)
「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」はNetflixで配信中