癒やされる!スピッツの「なつぞら」主題歌が大好評
広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説「なつぞら」が1日に放送開始となり、人気バンド・スピッツが歌う主題歌「優しいあの子」が反響を呼んでいる。
戦争で両親を失い、父の戦友に引き取られて北海道十勝で酪農を手伝いながらたくましく育った少女・なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京して草創期のアニメ業界で生きていくさまを描き出す本作。スピッツがNHK連続テレビ小説の主題歌を担当するのは初となる。
この日、オープニングでスピッツの「優しいあの子」が流れると、インターネット上では「優しい曲」「癒やされる」「幸せな気持ちになれる」と絶賛の声が相次ぎ、Twitterでは「スピッツ」がトレンド入りを果たした。オープニングは全編アニメーションで描かれていることも話題になっており、スピッツの透明な歌声が「アニメとぴったり」「アニメに合っていた」と好評だ。
朝ドラの大ファンだというスピッツの草野マサムネは、「ドラマタイトルが『なつぞら』なのに詞がかなり冬っぽい仕上がりになってます。これには理由がありまして、お話をいただいてから何度か十勝を訪ねました。そこで感じたのは、季節が夏であっても、その夏に至るまでの長い冬を想わずにはいられないということ。『なつぞら』は厳しい冬を経て、みんなで待ちに待った夏の空、という解釈です」と歌詞に込めた思いを説明している。同楽曲は、6月19日にシングルとして発売される予定。(湯田史代)