殺人が合法となる一晩…戦慄の実験『パージ:エクスペリメント』予告編
一年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる法律“パージ法”がある近未来のアメリカを舞台にした映画『パージ』シリーズ。パージ法がいかにして施行されることになったのか、最初の実験を描いた新作『パージ:エクスペリメント』が、6月14日より日本公開されることが決まった。
2013年に第1弾が米公開されて以来、第2弾『パージ:アナーキー』、第3弾『パージ:大統領令』、そしてテレビシリーズ版も制作された『パージ』シリーズ。映画第4弾にして前日譚となる本作では、経済崩壊後のアメリカで政権を握る新政党が、犯罪率を1%以下に抑えるために“パージ法”を採用することに決めた時のことが描かれる。反対デモが起こる中、全国での適用の前にニューヨークのスタテン島内だけで、最初のパージ実験が行われることになり……。
併せて公開された予告編では、“パージ法”の考案者であるメイ・アップデール博士(マリサ・トメイ)の「国家のために怒りを解放しましょう」という呼び掛けに応じるように、怒りを他人へ向け暴徒と化す市民たちの姿が。逃げ惑う善良な人々と、暴虐の限りを尽くすパージ賛成派の暴徒たちの対比が印象的だ。『ヘルウィーク』のジェラード・マクマリー監督がメガホンを取った。(編集部・市川遥)
映画『パージ:エクスペリメント』は6月14日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開