ザ・スミス結成前夜描く！モリッシー役ジャック・ロウデンが躍動する『イングランド・イズ・マイン』予告編

　伝説のバンド「ザ・スミス」のボーカルリスト、モリッシーの若き日を描いた青春音楽映画『England Is Mine』の邦題が『イングランド・イズ・マイン　モリッシー, はじまりの物語』に決まった。併せて公開された予告編とポスタービジュアルでは、後にモリッシーと共にザ・スミスを結成するギタリスト、ジョニー・マーの姿も確認できる。

映画『イングランド・イズ・マイン　モリッシー, はじまりの物語』予告編

　予告編は、地元マンチェスターの音楽シーンに不満たらたらのモリッシーが、仕事をサボって詩に夢中になっている姿からスタート。「仕事か音楽か選べ」と言われて仕事を辞めた彼は、友人の「行動してチャンスを掴んで」という言葉に勇気づけられ、掲示板のメモを頼りにバンドを結成。音楽活動は順調でロンドンのレーベルからオファーを受けるが、必要とされていたのはモリッシーではなくて……。傷つきながらも彼の才能を信じる人々に後押しされたモリッシーは、再び詩を書き、歌い始める。『ダンケルク』のジャック・ロウデンが、挫折や苦悩を乗り越えていく若きモリッシーを生き生きと演じている。

　監督は、これが長編デビューとなったマンチェスター出身のマーク・ギル。ギル監督は5月下旬に来日も予定している。（編集部・市川遥）

映画『イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語』は5月31日よりシネクイントほか全国公開