実写『タッチ』南ちゃん子役の現在!K-POP界で活躍
あだち充原作の青春ラブストーリーを長澤まさみ主演で実写化した2005年の映画『タッチ』。同作で長澤演じるヒロイン・浅倉南の幼少期を務めた元子役の矢吹奈子は、現在アイドルグループ・IZ*ONEのメンバーとしてK-POP界で活躍している。
当時子役として活動していた矢吹は、映画『タッチ』にヒロイン・南の少女時代役で出演。映画冒頭では何人かの子役が幼少期を演じることで南の成長過程を描いており、矢吹はその子役のうちの一人として登場。出演時間はわずかではあるが、幼なじみの上杉達也&和也と一緒になってビニールプールで遊ぶ南を演じた。
そのほかにも、子役時代は短編映画『新堀川の上で』や「コアラのマーチ」のCMなどに出演していた矢吹。2013年にはHKT48に加入して研究生生活をスタートし、翌年には昇格してチームHのメンバーとして活躍。2018年6月の第10回AKB48世界選抜総選挙では9位で初の選抜入りを果たした。
そんな矢吹に転機が訪れたのは、AKB48グループがコラボした韓国のオーディション番組「PRODUCE48」への出演だ。同番組からは、ファン投票によって選ばれた12人のメンバーで構成されたグローバルアイドルグループ・IZ*ONEが誕生し、日本からは矢吹とHKT48の宮脇咲良、AKB48の本田仁美が選出された。IZ*ONEは2021年4月までの期間限定グループとなっており、日本人メンバーは現在AKB48グループの活動を休止してIZ*ONE専任活動中だ。
IZ*ONEは、韓国で次々と記録を打ち立ててその人気を証明している。2018年10月にリリースされたデビューアルバム「COLOR*IZ」は韓国歴代ガールズグループのデビューアルバム最高記録をマーク。今年4月1日発売の2ndミニアルバム「HEART*IZ」ではTWICEを抜いて韓国歴代ガールズグループのアルバム初動売上トップに躍り出た。また、今年2月には日本デビューも果たしており、日韓両国で精力的に活動している。(編集部・吉田唯)