月面ナチスの侵略から30年後…『アイアン・スカイ』続編、7月に日本公開!
異色SF『アイアン・スカイ』(2012)の続編『Iron Sky: The Coming Race』が、『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』の邦題で7月12日に日本公開されることが決まった。
『アイアン・スカイ』は、月の裏側に秘密基地を作って潜んでいたナチスの残党が、地球に侵略してくるパニックを描いたSFアクション。世界各国の映画ファンから約1億円ものカンパが集まり、製作にこぎつけたことも話題となった。
7年ぶりとなる続編は、月面ナチスの侵略から30年後が舞台。ナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界で、人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻めてくるやつらと、ナチスの月面基地で生き延びていた人々の攻防を描く。
メガホンを取ったのは前作同様、フィンランドの鬼才ティモ・ヴオレンソラ。主人公である月面基地の機関士オビを新鋭女優ララ・ロッシが演じる。また、前作で人気を得た元月面ナチス青年団伍長レナーテ・リヒターをユリア・ディーツェ、元月面ナチスの総統ウォルフガング・コーツフライシュをウド・キアが続投し、キアは今作で初登場する第三帝国の総統アドルフ・ヒトラーも含めて一人二役を務めている。
特報映像も公開され、屈強な扉を破り恐竜に乗って現れたヒトラーが侵略開始を告げる様子が見て取れる。(編集部・小松芙未)
映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は7月12日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開