『スター・ウォーズ』の世界観が凝縮!世界巡回展、8月日本上陸
映画『スター・ウォーズ』シリーズの世界を体感できる大規模な世界巡回展「STAR WARS Identities:The Exhibition」が、8月8日~2020年1月13日の日程で日本開催されることが、23日に行われた記者会見で明らかになった。会見には、展覧会アンバサダーに選ばれたモデルの市川紗椰も出席し、展覧会の魅力を力説した。
映画『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』(原題)特報
2012年にカナダのモントリオールでスタートした「STAR WARS Identities:The Exhibition」は、これまで7か国12都市で開催されており、累計200万人以上を動員。ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アートが所蔵する膨大なアーカイブ・コレクションの中から、小道具、模型、衣装、映画のオリジナルイラストなど200点以上がラインナップされている。
幼少期から『スター・ウォーズ』が大好きだったという市川は、「最初にお話をいただいた時は素直にうれしい。光栄だと思う気持ちと、わたしでいいのかなという思いがありました」とアンバサダー就任への心境を告白。日本開催を前に、一足先にアメリカ・シカゴで行われた同展覧会に参加したことを明かした。
会場内には「インタラクティブスペース」という科学的な技術を駆使したコンテンツが設けられており、来場者は「キャラクターの起源」「キャラクターが行った選択」といった質問に回答することで、自分の名前がついたユニークなキャラクターを創り出すことができる。なお、このコンテンツの開発のために遺伝、神経心理学、保健科学、心理学などさまざまな分野の専門家によるチームを結成。彼らの専門知識をもとにシステムを構築したという。
回答によって作り出されるキャラクターのアイデンティティーは、5,000万通り以上もあるそうで、展覧会の最後には大きなスクリーン越しに解説付きでキャラクターと対面することも可能だという。実際にシカゴで体験した市川は、「いろいろと質問に答えていくと自分のアイデンティティーが出てくるんです。(そこでは)周囲から好奇心旺盛で自由だと思われがちだけど、実は計画を練るタイプと書いてあって。それに直結する質問がなかったのにドンピシャの答えで面白かったです」と内容を説明。展覧会について、「『スター・ウォーズ』が分からない方でも美術の細かさが楽しいし、自分のことを知ることができるので楽しめると思います」と魅力をアピールした。(取材・文:壬生智裕)
世界巡回展「STAR WARS Identities:The Exhibition」は2019年8月8日~2020年1月13日に東京都品川区の寺田倉庫で開催予定