友近&ゆりやん息ピッタリで『肉体の門』イベントわかす!沖縄国際映画祭
18日に開幕した「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」で19日、那覇市内にある桜坂劇場にて五社英雄監督の映画『肉体の門』の上映が行われ、お笑い芸人の友近とゆりやんレトリィバァがゲストで登場した。
舞台挨拶に登場するやいなや、友近は「こんにちは! 吉永小百合です」と話し、ゆりやんが「天海祐希です」と息ぴったりのボケを炸裂。「美輪明宏さんにお会いした時に、前世は置屋の女将でしたと言われたんです。私、五社英雄監督の『吉原炎上』を観たときに懐かしい感じがしたんですよね。この映画も大好きでスクリーンで観れるのが嬉しい!」と五社英雄愛を明かし「今日は当時のパンパンをイメージして赤いルージュとヘアバンドをつけてきました」と話した友近が「あなたは?」とゆりやんに振ると、「私は……肉体の門です!」とアピールし、ゆりやんらしい謎展開に会場からは爆笑が起きた。
この日の上映は二人がマイクを持ってコメントしながら、映画を鑑賞するという生のオーディオコメンタリー版。タイトルが流れた瞬間から、ゆりやんは「肉体の門っ!」と叫び、上映開始からテンションは上々。「かたせ梨乃さん、スタイルいいですねえ」「肉と裸!! これが五社さんの構図です!」「コートの毛量がすごい!」と熱いコメントが次々に飛び出した。名取裕子がピアノを弾き、かたせ梨乃が踊るシーンでは「今度ゆりやんがピアノ弾いて二人でこのシーンやります!」と宣言していた。
途中からは、友近が泣きだしてコメントができない状態になり、映画が終わると号泣しながら再び登壇。友近は「いやー、関東小政さんの純愛ストーリーですよ。一番最初に愛した人をずっと思ってたんやから!」とかたせ演じるヒロインの浅田せんへの思いを爆発させた。一方のゆりやんは、名取演じる、きたがわ澄子の復讐シーンについて「めっちゃかっこよかった! 『私仇討ったわよ』のとこの表情が忘れられないです」と即座にモノマネを披露。「敵役の方に見える」と友近に突っ込まれ、二人の止まらない息ピッタリのトークに会場は終始爆笑の渦に包まれていた。(取材・文:森田真帆)
「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」は4月21日まで沖縄県内各所で開催