『死霊館』モデル 心霊研究家ロレイン・ウォーレンさん死去 92歳
実話をベースにした大ヒットホラー『死霊館』シリーズのモデルとなった心霊研究家ロレイン・ウォーレンさんが、アメリカ・コネチカット州の自宅で亡くなったと、 The Hollywood Reporter はじめ各メディアが報じた。92歳だった。
ロレインさんは、2006年に亡くなった夫のエドさんと共に、1960年ごろからアメリカを中心とする数々の心霊事件に関わってきた心霊研究家。『悪魔の棲む家』の原作となった小説「アミティヴィルの恐怖」に描かれた事件にも携わった。
2013年には、夫妻が体験した事件を基に『アクアマン』(2019)のジェームズ・ワン監督がメガホンを取った『死霊館』が公開。夫妻役をパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガが務めた同作は世界的なヒットとなり、さまざまな派生作品が製作されユニバース化。9月には、同作に登場した呪いの人形を描く人気シリーズの第3弾『アナベル 死霊博物館』の公開が控えている。
TMZ.comでは、ウォーレンさんの孫クリス・マッキネルさんのコメントを掲載。クリスさんは「祖母は最愛の人であるエドと一緒にいるため、平和に、そして静かにわたしたちのもとから旅立ちました。彼女は最期の時まで幸せそうで、笑顔でした」と振り返っている。(編集部・入倉功一)