ノーマン・リーダス、映画にも出演したい!俳優としての今後
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」で知られる俳優ノーマン・リーダスが来日インタビューに応じ、これまでのキャリアを振り返ると共に、俳優としての今後について語った。
【画像】ドラマ「ウォーキング・デッド」でのノーマン・リーダス
2010年より放送開始の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」でクロスボウの名手・ダリルを演じているノーマンは、今年4月に放送終了したシーズン9まで、9年間にわたって同役を務めている。ノーマンの代表作ともいえるドラマについて、本人も「この番組のおかげで、世界中のファンから声を掛けてもらえるようになりました。改めて『ウォーキング・デッド』に出演できたことは、私のキャリアにおいて最も大きな出来事だったと感じています」と心境を明かした。
ドラマをきっかけに俳優として知名度を上げたノーマンは、2016年よりツーリングでアメリカを巡る旅番組「ライド with ノーマン・リーダス」でホストを務める。無類のバイク好きとしても知られるノーマンが、その知識を生かしながらゲストとツーリングするという新たな一面を見せており、彼自身も「この番組が映し出すのは、私自身なんです」とドラマとの違いをアピール。しかし、時には“役者”ノーマン・リーダスが頭をよぎることもあるそうで、「特に『ウォーキング・デッド』の新シーズンが近くなった時は、『この番組の撮影が終わったら、すぐにダリルに戻るのか』とふと思うことがあります」と告白している。
そんなノーマンは、今後の活動について「映画に出演したい」と一言。もともと『処刑人』(1999)や『ブレイド2』(2002)など映画を主戦場としていたノーマンだが、2015年の『トリプル9 裏切りのコード』以降、映画から遠ざかっている。人気テレビ番組を複数抱える彼にとって、スケジュールが一つの理由だという。
「昔は映画だけに出演していましたが、今では『ウォーキング・デッド』や『ライド with ノーマン・リーダス』といった番組を抱えていて、ありがたいことに時間がありません。魅力的な脚本を頂いても、時間が足りないんです」
映画・テレビドラマをはじめ、自身が出演するビデオゲームの発売も控えているノーマン。役者として「質の高い映画に数本出演したいですね」と意欲を示す彼が、今後どのような作品で演技を披露してくれるのか楽しみだ。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「ライドwithノーマン・リーダス」シーズン2はHuluにて独占配信中