『コンフィデンスマンJP』など注目作7選!
今週公開の映画
人気月9ドラマの映画化など、今週公開の注目映画を紹介する。(編集部・大内啓輔)
「コンフィデンスマンJP」映画化!舞台もゲストもスケールアップ
『コンフィデンスマンJP』5月17日公開
人気脚本家・古沢良太による月9ドラマを映画化。香港を舞台に、信用詐欺師(コンフィデンスマン)のダー子、ボクちゃん、リチャードが一世一代の大仕事に挑む。長澤まさみ、東出昌大、小手伸也、小日向文世らお馴染みのメンバーに加え、竹内結子、三浦春馬、江口洋介などが参戦。監督をドラマ版の演出を務めた田中亮が務める。
時代劇史上“最も優しい”主人公が誕生!
『居眠り磐音』5月17日公開
佐伯泰英の人気時代小説をもとに、普段は礼節を重んじる優しい人柄の主人公・磐音が悪に立ち向かうさまを描く。松坂桃李が時代劇としては初主演を果たした。ほかキャストには木村文乃、芳根京子、柄本佑、杉野遥亮、佐々木蔵之介ら。メガホンを取ったのは『超高速!参勤交代』シリーズなどの本木克英。
King & Prince永瀬廉が映画初主演!上流階級で巻き起こる難事件
『うちの執事が言うことには』5月17日公開
シリーズ累計発行部数110万部を超えるミステリー小説シリーズを実写映画化。頭脳明晰で特別な色彩感知能力をもつ名門烏丸家当主・烏丸花穎(からすまかえい)と、彼に仕える仏頂面の執事・衣更月蒼馬(きさらぎそうま)が難事件に立ち向かっていく。主人公を King & Prince の永瀬廉が演じるほか、同グループの神宮寺勇太、清原翔、優希美青、神尾楓珠らが出演。監督は『白鳥麗子でございます!』シリーズなどの久万真路。
キアヌ・リーヴスが暴走!倫理や道徳をこえて天才科学者が辿りつく先は?
『レプリカズ』5月17日公開
キアヌ・リーヴスが製作と主演を務めたSFアクション。神経科学者が事故死した家族のクローンを作り出すことに成功する。ただし彼らの記憶を少し改ざんして……。そんな彼の研究を狙う政府組織が家族を奪おうと襲い掛かる。監督は『デイ・アフター・トゥモロー』などの脚本を手掛けたジェフリー・ナックマノフ。共演にはアリス・イヴ、ジョン・オーティスら。
実話!時価12億の稀覯本を狙った強盗事件を映画化
『アメリカン・アニマルズ』5月17日公開
2004年に米ケンタッキー州のトランシルヴァニア大学で実際に起こった事件を映画化。時価1,200万ドルの価値がある画集「アメリカの鳥類」の強奪を企てた若者たちの行く末を描く。エヴァン・ピーターズ、バリー・コーガン、ブレイク・ジェナーらが出演し、実際の犯人たちも劇中に登場。ドキュメンタリーを手掛けてきた長編映画監督デビューとなるバート・レイトンがメガホンを取った。
保守的な社会に挑んだ、女性作家の波乱と情熱の生きざま
『コレット』5月17日公開
「シェリ」「青い麦」などの代表作があるフランスの作家・コレットの伝記物語。保守的だった19世紀末のパリで「性の解放」を叫び、奔放に生きた女性の姿を映し出す。監督は『アリスのままで』などのワッシュ・ウェストモアランド。キーラ・ナイトレイがコレットを演じ、ドミニク・ウェスト、フィオナ・ショウ、エレノア・トムリンソン、デニース・ゴフらが出演。
ベルリンの壁建設の5年前、旧東ドイツで起こった衝撃の実話
『僕たちは希望という名の列車に乗った』5月17日公開
『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』のラース・クラウメ監督が実話をもとに描く物語。1956年、西ベルリンの映画館でハンガリーの民衆蜂起のニュースを目にした東ドイツの高校生・テオとクルトは、授業中にクラスメートにハンガリー市民へ黙とうを呼びかける。社会主義国家への謀反と見なされた生徒19名は、究極の選択を迫られて……。ロナルト・ツェアフェルトらドイツの注目キャストが出演している。