福士蒼汰、師匠・岡田准一との再共演に喜び爆発「夢が叶った!」
福士蒼汰が13日、新宿ピカデリーで行われた映画『ザ・ファブル』完成披露あいさつに出席し、本作で岡田准一と再共演を果たしたことに喜びを爆発させた。この日は共演者の木村文乃、山本美月、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、木村了、監督の江口カンも来場した。
豪華!岡田准一、木村文乃、山本美月らレッドカーペットに登場【写真】
南勝久の人気コミックを実写映画化した本作。どんな相手でも6秒以内に殺す謎の殺し屋・ファブルがボスの指令によって1年間休業し、一般人・佐藤アキラとして生活を送るというストーリーが展開していく。この日は舞台あいさつの前に、新宿モア4番街でレッドカーペットイベントが実施され、新宿の街中に豪華キャストが集結すると会場は大盛り上がり。その後は新宿ピカデリーに移動し、舞台あいさつが行われた。
主人公のファブル=アキラを演じた岡田は「現代もののアクションというのはなかなか機会がないのですが、もともと現代もののアクションがやりたくて。20代から格闘技・武術を始めていたので、機会をいただけてうれしかったです」と笑みを浮かべる。殺し屋・フード役を務める福士は「コミカルでポップなエンタメ作品で、アクションも楽しめるんじゃないかなと。個人的には夢が叶ったかなと思います」とあいさつ。
岡田と福士は、以前に『図書館戦争』『図書館戦争 THE LAST MISSION』で共演を果たした間柄。福士は「岡田さんと共演したときは、岡田さんが教官で、僕が部下だったので仲間だったんです。でも、また共演するときは『戦いたいな』と思ったんです。そうしたら岡田さんが主役で、岡田さんとバトルをするという役のオファーが来て『ついに僕の夢が叶ったぞ!』と即決でした」とニッコリ。会場からも大きな拍手が送られた。
さらに福士は「5年越しくらい、何かあるたびに岡田さんを尊敬している俳優さんの一人で、師匠だとずっと言っていました」と付け加えると、岡田も「戦えたねー!」と喜び。そのバトルシーンには岡田が殺陣をつけたそうで「愛情をこめさせていただきました」と真っすぐな眼差しで口にした。
そんな福士に司会者から「岡田さんのカッコいいところはどこですか?」という質問が。それに岡田は「恥ずかしいでしょ! 聞いているほうが恥ずかしいわ!」と照れくさそうな様子。そのツッコミに動揺したのか福士は「全部、かわいい……」と言い間違えてしまい、会場は大爆笑。あわてて福士は「……じゃなくて、すべて“かっこいい”です。現場での居方も、役者としても本当にすばらしい」と付け加え、さらに会場を沸かせた。(取材・文:壬生智裕)
映画『ザ・ファブル』は6月21日より全国公開