深田恭子、10年ぶりに泥棒役!ドロンジョ以来
女優の深田恭子が、7月よりフジテレビの木曜劇場(木曜よる22時~)で放送される新ドラマ「ルパンの娘」に主演し、約10年ぶりに泥棒役に挑戦することが明らかになった。深田は2009年公開の映画『ヤッターマン』でドロンボー一味を率いるドロンジョを演じていたが、現代劇での泥棒役は今回が初めてとなる。
「ルパンの娘」は横関大の同名小説を実写ドラマ化する作品。泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華(深田)と、警察一家の息子で刑事の桜庭和馬(瀬戸康史)の許されない恋愛を描くラブコメディーだ。主人公・華は家族の誰よりも盗みの才能を持ちながら家業を継ぐことを拒み、普通に生きていくために図書館司書として働いているというキャラクターだ。
深田は「演じるのは泥棒ですが、登場人物それぞれが真面目に生きていて、それが面白く見えるといいと監督がおっしゃっていましたので、三雲華という女性が持つ、泥棒なんてやりたくないと図書館司書として普通に働く“昼の顔”と、盗みの才能に恵まれてどこかで血が騒いでしまう“夜の顔”という二面性をしっかり演じ分けられたらなと思います」と意気込んでいる。
「TOKYOエアポート ~東京空港管制保安部~」以来7年ぶりに深田と共演する瀬戸が担当する和馬は、泥棒逮捕を専門とする警視庁捜査三課に勤務している。“Lの一族”の盗みの計画の先にはいつも和馬が関わっており、そのことが華をさらに悩ませる。瀬戸は深田について「深田さんがいらっしゃると現場が明るくなります。まさに“華”があるからだと思います。泥棒として振り切った深田さんが見られると思うと楽しみでなりません」と語っている。
脚本は徳永友一で、監督は武内英樹。現在ヒット中の映画『翔んで埼玉』と同じ脚本家と演出家のタッグが実現している。『テルマエ・ロマエ』を武内監督とともにつくりあげ、今作のプロデュースを担当しているフジテレビの稲葉直人は「『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』の脚本・監督・プロデューサーが集まったもので、多少コメディー色が強めになる恐れがございます。ご容赦ください。でも、見てくださる方々にとにかく楽しんでもらい、ワクワクしてもらえるようなドラマを、真面目に作ろうと思います」とメッセージを送っている。(編集部・海江田宗)