やっぱり!福山雅治のはまり役、1位は?
「福山雅治がはまり役だった作品ランキング」が、ランキングサイト「ランキングー!」にて発表され、「ガリレオ」がダントツの1位に輝いた。
東野圭吾の小説が原作の「ガリレオ」は、福山が天才物理学者・湯川学を魅力的に演じたミステリードラマ。ドラマの第2期や劇場版『容疑者Xの献身』『真夏の方程式』でシリーズ化され、人気を博した。湯川は「実に面白い」などの口癖でもおなじみの人気キャラクターで、投票者からは「癖のある学者がよく似合っていた」などの意見が上がっている。
2位は「ひとつ屋根の下」。野島伸司の脚本によるホームドラマで、福山は柏木家の次男・雅也を熱演した。“チイ兄ちゃん”の愛称で親しまれ、「あんちゃん!」「小雪~」のセリフでモノマネする人も多発したキャラクターだ。
3位に選ばれたのは、NHK大河ドラマ「龍馬伝」。坂本龍馬の生涯を描いた作品で、福山が主演を務めた。「顔も声も、龍馬役がはまっていた」というコメントが寄せられるほど、福山が表現した龍馬は視聴者に強い印象を与えた。
4位は是枝裕和監督の映画『そして父になる』。子どもの取り違えが題材の家族ドラマで、福山は運命的な出来事をきっかけに苦悩する父親役で新境地を開拓した。審査員賞を受賞したカンヌ国際映画祭では、公式上映の際に男泣きした福山も話題となった。
5位は映画『るろうに剣心 伝説の最期編』(大友啓史監督)。佐藤健演じる主人公・剣心の師匠、比古清十郎役を務めた福山に対して「比古清十郎がこんなに福山にピッタリとは思わなかった」 と驚く声も上がっている。
同ランキングは福山の最もはまり役だった出演作はどれかについて、10~60代の男女1万1,685名に調査したもの(調査日:2019年4月17日)。放送中のドラマ「集団左遷!!」(日曜21時、TBS系)でコミカルな演技を見せている福山は、芥川賞作家・平野啓一郎の恋愛小説を映画化し、石田ゆり子と共演する『マチネの終わりに』(西谷弘監督)が11月に公開される。2020年には松たか子、広瀬すず、神木隆之介らと共演する岩井俊二監督作『Last Letter』の公開も控えている。(清水一)