クリストファー・ノーラン新作、タイトルは『テネット』!世界を舞台にしたスパイ映画
米ワーナー・ブラザースは、現地時間22日、クリストファー・ノーラン監督の新作タイトルを『テネット(原題) / Tenet』と発表し、あわせてマイケル・ケインやケネス・ブラナーら新たな出演者を明らかにした。
『ダンケルク』(2017)以来となるノーラン監督の新作は、世界を舞台にしたスパイアクション大作であるという。「Tenet」という単語は「教義・信条」といった意味を持つが、作品とどんな関係があるのか。本作は、70mmフィルムとIMAXカメラを使い、世界7か国で撮影が行われる。
キャストはこれまで、デンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントン、『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のエリザベス・デビッキが決定していた。今回新たに、ノーラン作品常連のマイケル、『ダンケルク』にも出演したケネス、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のアーロン・テイラー=ジョンソン、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のクレマンス・ポエジー、インド人女優ディンプル・カパディアの5名の出演が明らかになった。
ノーラン監督が製作も務める本作は、撮影監督に『007 スペクター』などのホイテ・ヴァン・ホイテマ、プロダクション・デザインに『ファースト・マン』のネイサン・クロウリー、編集に『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などのジェニファー・レイム、衣装デザインに『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などのジェフリー・カーランドと制作陣も実力派が名を連ねる。なお、本作の音楽は、『ブラックパンサー』『ヴェノム』のルートヴィッヒ・ヨーランソンが担当する。2020年7月17日全米公開予定。(編集部・倉本拓弥)