松坂桃李、大入り袋をサプライズ手渡し！男性ファンも「好きです！」と歓喜
松坂桃李が29日、新宿ピカデリーで行われた映画『居眠り磐音』の“大入り”御礼舞台あいさつに出席し、観客を劇場入口で出迎え、大入り袋を手渡しするというサプライズを行った。この日は、共演者の木村文乃、本木克英監督も来場した。
佐伯泰英の人気小説シリーズをもとに、優しく穏やかだが実は剣の達人である主人公・磐音（松坂）の姿を描く本作。5月17日に公開され、現在まで24万人を動員するヒットを記録しているとのことで、この日は観客たちに気持ちを伝えるべく、松坂と本木監督がサプライズを敢行。劇場入口に立ち、入場する観客に大入り袋を手渡しするという驚きのファンサービスに、観客は驚きながらも満面の笑みを浮かべていた。
観客一人ひとりの目をしっかりと見ながら、次々と「受け取ってください」「ありがとうございます」「お気をつけて」と優しい言葉を投げかける松坂の姿に、観客も驚きつつ「応援しています！」と声援を送る。なかには男性ファンが「好きです！」と歓喜のラブコールを送る一幕もあるなど、サプライズでのお出迎えは大盛り上がり。
観客に大入り袋を配り終えた松坂は、その後は舞台あいさつに登壇。「本日は日曜にもかかわらず……」と切り出すも、周囲から「水曜！ 水曜！」と訂正されてしまい「この仕事をやっていると、曜日の感覚が本当になくなって」と照れ笑い。気を取り直して「貴重な時間のなか来ていただけて嬉しいです。楽しんで帰ってください」と観客に笑顔で呼びかけた。
今回のサプライズについて松坂は「直接目を見て、感謝が言えるのは貴重な機会だな、と。本当にありがたいです」としみじみ。その様子をそばで見ていた本木監督も「みなさんの目がキラキラと輝いていて、松坂さんを見ている様子はいいものだなと横で見ながら思っておりました。お一人だけ気がつかずにスッと行ってしまわれた方がいらっしゃったと思いますが、あのとき配っていたのは松坂桃李です」と笑いながら語った。
その後も、観客からの仕事の悩み相談に乗るなど、会場を盛り上げた松坂。最後に「こうやってもう一度舞台あいさつができるのは、みなさまの応援のおかげ。これだけ多くの方に支えられているんだなと実感しています。もっと時代劇を多くの方に見てもらえるように、精進していこうと思います」と改めて決意を口にした。（取材・文：壬生智裕）
映画『居眠り磐音』は全国公開中