クリヘム『MIB』新作での“ヴァルキリー”との再共演を語る
28日(現地時間)、インドネシア・バリで新作映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(6月14日公開)の公式会見をクリス・ヘムズワースが行い、『マイティ・ソー バトルロイヤル』で共演し、今作で秘密組織MIB(メン・イン・ブラック)のエージェント同士としてタッグを組んだテッサ・トンプソンとの共演を振り返った。
本作は地球に潜む宇宙人を監視するという任務を人知れず行う組織、MIBの活躍を描くSFコメディーの新作。敏腕だがいいかげんなHをクリス、エリート新人Mをテッサが演じている。この2人といえば『マイティ・ソー バトルロイヤル』で雷神ソーと女戦士ヴァルキリーとして共演した仲。『メン・イン・ブラック:インターナショナル』の予告編公開時にも「ソーとヴァルキリーだ!」とファンから反響が寄せられた。
今回のテッサとの共演について聞かれたクリスは「やはり違うキャラクターを演じていると新しい面を見ることになる。僕の大好きなキャラクターであるヴァルキリーと、テッサが務めた今回の役はまったく違うからね」と口を開く。「あと今作では彼女もリードキャラクターだからやるべきことが格段に増えた。彼女がキャラクターを丁寧につくっていったり、ストーリーを導いたりするのを見て感銘を受けたよ。彼女は非常に優れた才能を持っている」
また、過去の作品を観てこれまでの『MIB』シリーズにはひとつのトーンがあると感じたというクリス。「そこに合わせることもしたんだけど、そこと違うことをするというのも今回のゴールのひとつだった。前にやったことを繰り返して観客に観たことがあると思われたくはなかったんだ。テッサとはどうやったらもっとユニークになるのかを常に話し合っていたよ」とテッサと協力して作品をつくりあげた。
ではカメラのまわっていないところでのテッサとの関係はどうなのか? クリスはイギリス、モロッコ、イタリアなどで行われた本作の撮影で楽しかったことを聞かれ、「いろんな場所に旅ができたことだね。大きなスタジオにこもりっきりってわけじゃなかったから」と話す。そして「テッサはいろんな国に行ったらその場所で行きたい所とかを決めるのにとても情熱を傾けているんだ。彼女がいろんな国でツアーガイドみたいにレストランやバーへ案内してくれたよ(笑)」と笑顔で振り返っていた。(編集部・海江田宗)