男性同士のたった2日間の恋を描く『ウィークエンド』日本劇場公開が決定
男性同士のたった2日間の恋を描いたアンドリュー・ヘイ監督の『WEEKEND ウィークエンド』が、今秋 YEBISU GARDEN CINEMA で公開されることが明らかになった。
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『WEEKEND ウィークエンド』は、『さざなみ』(2015)や『荒野にて』(2017)などのヘイ監督が、2011年に発表した長編2作目。第14回英国インディペンデント映画賞ニューカマー賞に輝くなど、世界中の映画祭を席巻した話題作で、日本でも第21回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(※現在のレインボー・リール東京)などで上映され、映画ファンの間で注目を浴びていた。
そんな同作が、ついに日本で劇場公開へ。物語は、ライフガードとして働く孤児のラッセル(トム・カレン)が、一夜の相手を求めて立ち寄ったクラブでアーティストを目指す皮肉屋のグレン(クリス・ニュー)を誘ったことからスタート。話をしたり、愛を交わしたりして週末の尊いひと時を過ごす二人だったが、ラッセルはグレンからある事実を知らされる……。ゲイであることや、親へのカミングアウトなどについても取り上げたパーソナルかつ真に迫ったラブストーリーだ。
あわせて、名優ダニエル・デイ=ルイスの若き日の出演作『マイ・ビューティフル・ランドレット』(1985)が、今秋 YEBISU GARDEN CINEMA で公開となることも発表された。第59回アカデミー賞脚本賞にノミネートされた同作は、パキスタン出身の青年オマールと、彼と再会した幼なじみのジョニーの姿を通し、同性同士の恋愛や移民問題を描き出した名作として知られている。(編集部・吉田唯)