「おっさんずラブ」脚本家が10人の2.5次元俳優と異色ドラマ テレ東7月クール深夜放送
大ヒットドラマ「おっさんずラブ」で注目を浴びた脚本家・徳尾浩司が、2.5次元の舞台を中心に活躍する10人の俳優たちとタッグを組む連続ドラマ「テレビ演劇 サクセス荘」が、テレビ東京の7月クール木曜深夜枠(7月11日スタート、毎週木曜1時~1時30分)で放送されることが4日、同局より発表された。東京で成功を夢見る10人の若者たちが暮らすアパートを舞台にした物語で、リハーサルは1度だけ、撮影一発本番のスタイル。和田雅成、高橋健介、高野洸、高木俊(※高ははしごだか)、黒羽麻璃央、有澤樟太郎、荒牧慶彦、定本楓馬、玉城裕規、寺山武志が出演する。
物語の舞台となる「サクセス荘」は、“ひと旗あげたい”若者たちが暮らし、必ず夢を叶えて巣立っていくという伝説があるアパート。芸人、弁護士、アクション俳優、南極料理人、漫画家、人気YouTuber、英国貴族、映画監督、占い師、プロボウラー、さまざまな夢を持つ若者たちが、毎回予測不可能な物語を繰り広げる。
キャストには、「刀剣乱舞」「テニスの王子様」「黒執事」「薄桜鬼」「弱虫ペダル」「メサイア」「戦国BASARA」などの人気舞台、ミュージカルで人気を博してきた10人が集結。2.5次元舞台のパイオニアである演劇・舞台制作会社「ネルケプランニング」の代表取締役会長、プロデューサーの松田誠が原案・プロデュースを務める。
和田慎之介プロデューサーは本作の魅力を「撮影が始まったらShow must go on。台詞がとんでも、他の誰かがアドリブを投げ込んできても、カットすることなく演じ続ける。まさに舞台の演劇を観るときのような楽しさを感じてもらえる新しいエンターテイメントが生まれました」とアピール。
また、脚本を手掛ける徳尾は、手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら漫画家の巨匠が集っていた名物アパートを例に出しながら、以下のように意図をコメントしている。
「かつて、昭和の時代には漫画家たちの集まる『ときわ荘』という伝説の場所がありましたが、いつの時代も夢を追うというのはすごく孤独で、不安で、苦しいものです。でも、共に戦う仲間がいることで気が紛れたり、頑張れたりすることもあるでしょう。『サクセス荘』は、そんな夢見て頑張る男子たちの、主に現実逃避している部分を切り取ってドラマにしました。真面目で、憎めなくて、思わずクスッと笑ってしまう、そんな彼らの日常を楽しんで頂けたら嬉しいです」(編集部・石井百合子)
木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」は7月11日よりテレビ東京・テレビ愛知で毎週木曜深夜1時~1時30分放送、7月16日よりBSテレ東で毎週火曜深夜0時~0時30分放送
<コメント一覧>※劇中部屋番号順
和田雅成(102号室・ゴーちゃん役)
このサクセス荘。信じられないかもしれませんが稽古も何も無く、1 度リハーサルだけして本番です。それも一発撮り。それが地上波で放送されます。度胸がついた気がします。そして、会話が楽しいんだということに改めて気付けました。ここの住人のみんなと夢を叶えたいと思います。
高橋健介(203号室・ミスター役)
はじめまして高橋健介です! 1週間に1度、深夜1時という1 日の終わり頃に、皆様にお会いできることを大変光栄に思います。過去にはテレビ東京さんで地球を守っていたこともありますが、今回は弁護士を夢見る男子として法の名の下に「テレビ演劇 サクセス荘」と皆様の睡眠前を守っていくことをここに誓います! そして高橋健介という名前を覚えて心地の良い眠りについてください! 是非お楽しみに!!!
高野洸(204号室ノブ役)
ノブ役を務めさせていただきます、高野洸です。サクセス荘がいよいよ始まるということでワクワクはもちろん大きいんですが、“リハは1度だけ”“撮影一発本番”というキャッチコピーがやっぱり恐怖ですね。(笑)でもこの状況ならではの面白さを活かしたいのと、心から楽しみたいなって思っています!住人の夢の設定も面白く、笑いました。とても楽しみです!
高木俊(205号室・ユッキー役)※「高」ははしごだか
どうも!205 号室ユッキー役の高木俊です! サクセス荘の見所は、ずばり一発撮り! びっくりしました、カット掛らず最初から最後までいくんだもん。しかも撮り直しもしないという…(笑)いい意味で現場はものすごい緊張感があり、俳優同士のその場で生まれるアドリブも必見です。是非第1話からお見逃しなく!
黒羽麻璃央(206号室・ケント役)
ケント役をつとめます黒羽麻璃央です。撮影一発本番!? 撮り直しなし? と聞き、僕自身まだどうなるかわかっていません。(笑)ただただソワソワしております。テレビ演劇という新しい世界観を自分自身も思い切り楽しみたいと思います。そして、皆様も思う存分、どうかお楽しみください。ぜひお見逃しなく。
有澤樟太郎(209号室・アンテナ役)
アンテナ役で出演させていただきます有澤樟太郎です。撮影初日までどんな作品になるのか!?想像がつかなかったのですが、現場に入り、なるほどこういうことかと驚きました。とても刺激的で笑いの絶えない現場で、自由ということがいかに楽しくて恐ろしいか痛感し、とにかくいろいろ汗をかきました…。テレビ演劇という新たなジャンル、俳優たちのリアルを是非楽しんでいただけたらなと思います。
荒牧慶彦(302号室・サー役)
一発撮りの、まるで舞台かのような緊張感。他にはないものになっていると思います。自分でもどのような感じになっているのかわかりません。馴染みのあるキャストだからこそできる無茶な企画。模索しながら完成させていくサクセス荘。俺たちのチャレンジを見守って、そして好きになってもらえると嬉しいです。
定本楓馬(303号室・チャップ役)
撮影が始まるまでどんな風になるのか想像がつかず、不安半分期待半分みたいな心情でした。ここで、「ですが始まると楽しくてあっという間でした!」みたいなのがいつものパターンですが、今回はそうも行きません。ずっとドキドキしっぱなしの空間。でもその空気感が沢山奇跡を起こしてくれました。これからサクセス荘のみんなとどう過ごしていくのか、皆さんと共に楽しく臨んでいけたらなと思います。見どころは個性豊かな住人たち。サクセス荘にはクセのある住人が集まっています。ホッコリするしムカつきますし、クセになると思います。是非サクセス荘の愉快な暮らしを楽しんで下さい。
玉城裕規(304号室・ムーさん役)
夢を持つ人達が住むサクセス荘。楽しく素敵な物語となっております。が、しかし、今までに経験した事のない刺激的な作品。撮り直しなしのノンストップ一発撮り。夢を持つと同時に経験した事のないプレッシャーや緊張感を持つ。そういったあらゆるモノが画面を通してどのように現れるか楽しみです。
寺山武志(305号室・ヒッピ役)
ワクワクとドキドキの狭間で撮影に向かいました。スタジオに入るとステキなセットとたくさんのカメラがあり、これがテレビ演劇か!! と胸が高まりました。稽古なしのぶっつけ本番、スタートしたら何があっても止まらない。緊張感とスリル!! たまらなかったです! 初めましての方も多かったのですが、ある種チームプレイな撮影を経てめちゃくちゃ打ち解けられたと思っています! 僕たちの色々なサクセスを温かく見守ってくださると嬉しいです。