『アベンジャーズ』ロキ主人公のドラマ、ビジュアル公開
映画『アベンジャーズ』シリーズなどでトム・ヒドルストンが演じてきたイタズラ好きの神ロキを主人公にしたドラマシリーズ、その名も「ロキ(原題) / Loki」のコンセプトアートが公開された。
このコンセプトアートは、今年4月に行われたディズニーの投資家向けのイベントで、ディズニーの動画配信サービス「Disney+」のプレゼンテーション時にお披露目されたもの。これまではイベント出席者のみに限られた情報だったが、先日ディズニーが発表したイベント時の写真の中に、「ロキ(原題)」のコンセプトアートをバックにマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギを写したものが含まれていたのだ。
多くの人が行き交うにぎやかな通りに、ロキがたたずむ姿を描いたコンセプトアートなのだが、注目すべきは彼の後ろに1975年公開の映画『JAWS/ジョーズ』の看板があること。本作では、変幻自在に姿を変えるロキがタイムトラベルをしながら人類の歴史における重要な出来事に関わり、イタズラを仕掛けるさまが描かれるとみられており、舞台の一つが1975年となるようだ。
「Disney+」はアメリカで11月12日よりスタート。「ロキ(原題)」がいつリリースされるのかはまだ決まっていない。主演はトム・ヒドルストンで、人気アニメーション「リック・アンド・モーティー」のマイケル・ウォルドンがパイロット版の脚本執筆及び、ドラマシリーズの製作総指揮を務める。
「Disney+」におけるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズでは、「ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンター・ソルジャー(原題) / The Falcon and The Winter Soldier」(出演:アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン)と「ワンダヴィジョン(原題) / WandaVision」(出演:エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー)の制作も発表されている。(編集部・市川遥)