「Empire 成功の代償」最終シーズン、逮捕された自作自演俳優の出演はなし
米テレビドラマ「Empire 成功の代償」の最終シーズンに、ヘイトクライム自作自演で逮捕後、不起訴になったジャマル役のジャシー・スモレットの出演はないとクリエイターのリー・ダニエルズがツイートした。
ダニエルズはスモレットの復帰に向け脚本家が準備を始めているとのVarietyの記事に対し、「これは事実ではない。ジャシーは『Empire 成功の代償』には戻ってこない」と出演をきっぱりと否定している。
タラジ・P・ヘンソンやテレンス・ハワードら共演者は彼の復帰を求める嘆願書をFOXと制作会社に提出しており、最終シーズンの決定と共にスモレットの出演契約も延長されたが、ダニエルズは彼をキャストに含めるつもりはないようだ。
また、同じくダニエルズの作品であり、第3シーズンでキャンセルが決まった「STAR 夢の代償」は、ほかのプラットフォームで継続先を探していると報じられていたが実現には至らなかったという。ダニエルズはInstagramのビデオで、最大限の努力をしたものの、継続はできなかったとコメント。番組は終わってしまうが、これから手掛ける作品の中に「STAR 夢の代償」は生き続けると言っている。(澤田理沙)