12名以上を殺した美貌の少年…実話を基にしたアルゼンチン映画8月日本公開
アルゼンチン犯罪史に残る連続殺人犯を題材にした映画『El Angel』の邦題が『永遠に僕のもの』に決まり、8月16日より日本公開される。
主人公のモデルとなったのは、17歳から相棒と手を組み、自分が望む全てのものを手に入れようと窃盗、ウソを重ね、わずか数年で12名以上の殺人を犯したカルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。その美しいビジュアルから「ブラック・エンジェル」「死の天使」とも称され、当時の社会に衝撃を与えた。
本作ではそんな連続殺人犯の姿をクライム青春物として映画化し、妖しく輝く美少年の破滅を描き出した。主演を務めたのは、これが銀幕デビューとなるアルゼンチンの新星ロレンソ・フェロ。今月下旬に初来日し、ジャパンプレミアにも出席する予定だ。スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルがプロデュースし、ルイス・オルデガ監督がメガホンを取った。(編集部・市川遥)
映画『永遠に僕のもの』は8月16日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで全国順次公開