実写版アラジンの新曲「スピーチレス」が名曲すぎる!
大ヒット公開中のディズニー実写版『アラジン』で、ヒロイン・ジャスミンが歌う新曲「スピーチレス~心の声」(Speechless)に注目したい。
同楽曲はオリジナルのアニメーション版にはなかったジャスミンのソロ曲で、王国を乗っ取ろうと企む大臣ジャファーのワナによって幽閉されそうになるジャスミン(ナオミ・スコット)が、自らの信念を貫くべく衛兵の手を払いのけて歌い上げる力強いナンバー。
「ホール・ニュー・ワールド」など数々の名曲を生んだディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンが作曲、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のベンジ・パセックとジャスティン・ポールが作詞という最強タッグが実現した。
ベンジとジャスティンいわく「アニメーション版をあらためて観かえしていたとき、ジャスミンがジャファーと結婚させられようとするシーンで、ジャファーが『喜びで声も出ないようですな』とジャスミンに言うんだ。それがヒントになったんだよ」という。
そんな二人とタッグを組んだアランは「ベンジとジャスティンとの仕事は最高でした。わたしが曲を作り、彼らは作詞を担当していました。彼らと同じ部屋にいるだけで、わたしの曲作りに影響を与えるのです。彼らはポップチャートにずっと多く触れていますから、とても素晴らしいコラボレーションになりました」とコメント。
さらに「わたしはこれまでにたくさんの曲を書いてきて、どの曲も愛しているが、われながら驚く瞬間がある。『スピーチレス』のデモを聴いたときは言葉を失ったよ! 本当に特別な曲に仕上がったね」とアラン自身も明かしているように、ディズニー史に残る新たな名曲となっている。(編集部・中山雄一朗)