「ストロベリーナイト・サーガ」今夜最終章へ!要潤が仮面の殺人鬼役
二階堂ふみと亀梨和也が共演する木曜劇場「ストロベリーナイト・サーガ」(フジテレビ系・毎週木曜夜10時~)が、今夜放送の第10話で最終章へと突入する。
作家・誉田哲也のベストセラー小説「姫川玲子シリーズ」を原作に、女性刑事・姫川玲子(二階堂)ら“姫川班”が難事件を解決していく本作。第10話と第11話では、誉田が著した長編「ブルーマーダー」が初めて映像化され、青い仮面を被った連続殺人鬼を追う姫川の姿が描かれる。
「ブルーマーダー」は、池袋の貸しビル内で暴力団組長・河村丈治(湯江タケユキ)が遺体で発見されたことで幕を開ける。生活安全課の江田(久保田創)と共に、組織関係者以外への聞き込みを開始する姫川。やがて姫川は、容疑者として“ブルーマーダー”と呼ばれる謎の男の存在にたどり着く。
“ブルーマーダー”を演じるのは、映画『キングダム』やNHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演した要潤。青色の仮面を被る謎の殺人鬼について、要は「元々は正義感の強い人だったんですが、“ある裏切り”によって殺人鬼になってしまうという役どころです。正義感が強いだけに反動が強いというか……。すごく真面目な男なんでしょうね」と複雑なキャラクター性を説明。代表作「仮面ライダーアギト」では仮面ライダーG3として悪と戦った要が、本作で殺人鬼役として見せる怪演に注目だ。
また、姫川班の一員として捜査を続けてきた菊田和男(亀梨)と姫川の関係も見どころの一つ。前回のエピソードで姫川班は解体となり、二人はそれぞれ新天地で活動することに。ドラマ公式サイトで公開されている予告編では、「俺は、結局最後まで(姫川)主任のことがわかりませんでした」とつぶやく菊田の言葉が収録されており、離れてしまった二人の行く末からも目が離せない。(編集部・倉本拓弥)