福山雅治、クラシックギター初挑戦!『マチネの終わりに』メインテーマを演奏
俳優の福山雅治が、出演する映画『マチネの終わりに』(11月1日公開)でクラシックギターの演奏に初めて挑戦し、映画のメインテーマ「幸福の硬貨」を自ら奏でていることが明らかになった。
東京・パリ・ニューヨークの街並みを舞台に、音楽家とジャーナリストの男女が出会い、悩み、そして愛した日々を描く本作。天才クラシックギタリスト役を務めた福山にとって、クラシックギターの演奏は人生初。日本を代表するクラシックギター奏者でありクラシックギター監修を担った福田進一からアドバイスを受け、本番までの約3か月間、練習に励んだ。
アーティストとしても活躍する福山。普段使っているアコースティックギターやエレクトリックギターとは全く違う演奏方法に「とても苦戦した」と明かしながら、「福田さんのアドバイスのもと、クラシックギターの弾き方、押え方を学べたことで、自分の音楽にフィードバックするものがたくさんありました。『クラシックギターでの弾き語り』という演奏スタイルも、さっそくライブに取り入れさせていただいております」と語る。
そんな福山について、福田は「同じギターとは言え、ロックとは全く異なるクラシックギターの奏法を限られた時間の中で習得するのは、大変な根気と努力のいる作業だったと思いますが、福山雅治という、天性の音楽家としての勘の良さ、学ばれる時の集中力の高さには目を見張らせるものがありました」と絶賛した。
福山がクラシックギターで奏でる映画のメインテーマ「幸福の硬貨」は、『昼顔』『アマルフィ 女神の報酬』など数々の映画サウンドを手掛けてきた菅野祐悟が、本作のために書き起こしたクラシックギターのオリジナル楽曲。福山演じる主人公・蒔野と石田ゆり子ふんするヒロイン・洋子の運命を強く結びつける重要な劇中曲となる。
本作の原作は、芥川賞作家・平野啓一郎の小説。『容疑者Xの献身』『真夏の方程式』などの西谷弘監督がメガホンを取り、数々の名作ドラマを手掛けてきた井上由美子が脚本を務めた。福山、石田に加え、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行が出演する。(編集部・小山美咲)