大沢たかおx入江悠監督『AI崩壊』追加キャストに芦名星、玉城ティナら
大沢たかおが『22年目の告白-私が殺人犯です-』などの入江悠監督とタッグを組む映画『AI崩壊』(2020年全国公開)の追加キャストが発表され、芦名星、玉城ティナ、高嶋政宏、余貴美子の出演が明らかになった。
本作は、入江監督のオリジナル脚本をもとに、AI(人工知能)が普及した2030年の日本を描くサスペンス。国民のライフラインとして必要不可欠となったAIが突如として暴走し、日本中を巻き込む大惨事が巻き起こる。すでに主人公・桐生浩介役の大沢をはじめ、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和の出演が決定している。
詳細な物語や4名の追加キャストの役柄はまだ明かされていないが、芦名は「今後AIに起こりうる可能性を想定しながら、今の生活とAIに期待する部分も含め、映画を観た後に色々な事を感じてもらえると思います」と自信をのぞかせる。玉城は、AIがすでに現代社会で普及していることにふれ、「良い部分ばかりを見せずに、しっかりと問題提起をしているところを、お客さんがどのように感じて下さるのかも聞いてみたいです」と今から観客の反応が気になる様子だ。
また高嶋は、「最初台本読んだとき、これはめちゃくちゃ面白いなって。原作はなんだろうと思っていたらオリジナルだっていうんですよ」と入江監督の脚本を絶賛し、「現場は機材を含め世界レベルで最先端、まさにグローバルスタンダード。俳優として贅沢な現場に参加させて頂けました」と喜びをにじませる。余は、AIの進歩がもたらす利便性を認めながらも「本当の人間の幸せや豊かさとは何かを考える面白いきっかけになる作品だと思いました。周りは変わっても、人間は変わらない。周りだけが発展しても、きっと幸せではないのかもしれない」とコメントしている。(編集部・倉本拓弥)