今夜!「ラジエーションハウス特別編」 唯織、機内でまさかの事件に遭遇
窪田正孝主演の4月クール・月9「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の特別編が本日放送される(24日、夜9時~・フジテレビ系)。放射線科医・杏(本田翼)との新たな約束を胸にアメリカへと旅立った、天才放射線技師・唯織(窪田)が機内で遭遇する事件など本作の見どころを振り返ってみた。(※一部ネタバレあり。第11話までのストーリーに触れています)
甘春総合病院のラジエーションハウス(放射線科)を舞台に、「本当の原因はまったく別の個所にあるかもしれない」病、ケガの根源を解き明かすミステリーを軸にした、一話完結型のストーリーとして描かれた本作。原作は、集英社「グランドジャンプ」で連載中の同名漫画(原作:横幕智裕/漫画・モリタイシ)。幼なじみの杏にくびったけの風変わりな天才を窪田が好演。最終回は、医師免許を持ちながらも放射線科医ではなく、世界一の放射線技師を目指す決断をした唯織が病院を去り、再びアメリカに渡るところで幕を閉じた。全話の平均視聴率は12.1%。最終話の視聴率は番組最高の13.8%を記録し、有終の美を飾った。
特別編では、唯織の乗った飛行機で外国人男性が苦しみ出し、乗り合わせていた東和医大の内科医・黒川守とともに救護にあたることに。一方、甘春総合病院には将来を有望視される高校球児の平山良平(前田旺志郎)が右ひじの痛みを訴え来院。小野寺(遠藤憲一)、軒下(浜野謙太)、裕乃(広瀬アリス)ら放射線技師たちが検査にあたる。唯織が機内でまさかの再会を果たす世界的写真家・菊島亨役でイッセー尾形が第1話に続いて出演するほか、朝ドラ「花子とアン」や映画『愛がなんだ』などの中島歩が内科医・黒川を演じる。
窪田と中島は2014年に放送された「花子とアン」にともに名を連ねており、窪田は幼なじみのはな(花子/吉高由里子)に片想いする朝市に、中島は伯爵家の令嬢・蓮子(仲間由紀恵)と恋に落ちる青年・宮本龍一にふんしていた。同じ医療関係者でありながら、畑の異なる分野を歩んできた唯織と黒川が、いかにして機内での急病という極限状況を打破していくのか。一方、甘春総合病院では唯織という優秀な技師の穴をいかに埋めるのかが急務となる。自立しようとする杏、そして結束力を試されるラジエーションハウスの面々の新たな一歩を見届けたい。
なお、次期月9ドラマ「監察医 朝顔」(主演・上野樹里/7月8日スタート)とのコラボレーションとして、同作に登場する検査技師・高橋涼介(中尾明慶)も姿を見せるという。解剖の補助や臓器の病理検査を行い、法医学者を縁の下で支えるポジションにあり、性格は明るく天真爛漫(らんまん)で時にイジられる愛すべきキャラ、という設定になっている。(編集部・石井百合子)
「ラジエーションハウス特別編~旅立ち~」は6月24日、夜9時~10時48分フジテレビ系にて放送