J・J・エイブラムス、息子と「スパイダーマン」コミック執筆 新ヴィラン登場
現地時間20日、マーベル・エンターテインメントは、映画『スター・ウォーズ』シリーズなどを手掛ける映画監督でプロデューサーのJ・J・エイブラムスが、同社の人気ヒーロー「スパイダーマン」の新作コミックを、息子のヘンリー・エイブラムスと共同で手掛けると発表した。
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2人がライターを務めるコミックは全5回のリミテッドシリーズとなり、9月に刊行予定。作画はサラ・ピチェッリ、カバーアーティストはオリビア・コワペル、カラリスト(彩色担当)はデイブ・スチュワートが務める。The New York Times のインタビューによると、マーベルの編集者ニック・ロウが10年ほど前からJ・J・とヘンリーに持ちかけていたもので、ここ1年ほどの間にアイデアを出し合い、企画が動きだしたという。
内容はスパイダーマンことピーター・パーカーと、彼の恋人メリー・ジェーンが中心となり、カダヴェラスという新たな悪役が登場するという。秘密主義で知られるJ・J・だけに詳細は明かされていないが、「これまでに見たことがないピーター・パーカーを見せる」物語になると語ったようだ。二人は今回の共同作業に満足しているようで、再び仕事をしたいと意欲を見せている。(編集部・入倉功一)