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佐藤浩市、トラウマ告白「あんたじゃない!」とたたかれた

舞台袖から登場した佐藤浩市
舞台袖から登場した佐藤浩市

 俳優の佐藤浩市が22日、都内で行われた映画『ザ・ファブル』公開記念舞台あいさつに登壇。キャスト陣が客席後方から入場し、前方のステージに上がる中、江口カン監督と舞台袖から登場した佐藤は、あるイベントでのトラウマにより、客席からの入場ができなくなってしまったことを明かした。

【写真】他キャストは客席から入場

 この日は岡田准一木村文乃山本美月福士蒼汰柳楽優弥向井理安田顕宮川大輔も来場。一同は客席から入場し、ファンと握手をしたり、手と手をタッチしたりしながら登壇した。しかし、このような演出時、監督だけが舞台袖から現れることは珍しくないが、なぜかキャストの佐藤も袖から登場した。

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 これについて佐藤は、客席からの入場が定番になりつつあった頃のあるイベントの話として、「僕も歩いていたら、品のいいご婦人が手を差し伸べてきたので『ありがとうございます』と手を出したら、『あんたじゃない!』と(手を)たたかれた」と説明し、「それから、後ろから登壇するのはトラウマになってしまいまして……」と告白。

佐藤浩市

 会場には「え~!」と驚きの声があふれ、江口監督は「“(役者)あるある”ですよね」と思いやった。とはいえ、本作では殺し屋のボスを演じている佐藤は「ごめんなさい。ボスのイメージを壊して申し訳ない」と潔く謝罪し、観客の理解を得ていた。

 南勝久の人気コミックを実写映画化した本作は、どんな相手でも6秒以内に殺す謎の殺し屋・ファブル(岡田)が、ボス(佐藤)の指令によって1年間休業し、一般人・佐藤アキラとして生活を送ろうとするが、次々に事件に巻き込まれるさまを描くエンターテインメント。岡田は「笑って、スカッとできる映画になっていると思います」とアピールし、佐藤も「皆さんの声が支えてくれる映画です。よろしくお願いします」と呼び掛けていた。(取材:錦怜那)

映画『ザ・ファブル』は全国公開中

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