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『ボディガード』ポスターの女性、ホイットニー・ヒューストンじゃなかった

映画『ボディガード』のポスターに使われたビジュアル
映画『ボディガード』のポスターに使われたビジュアル - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 人気歌姫レイチェルと敏腕ボディガード・フランクの恋を描いた映画『ボディガード』(1992)の裏話を、主演のケヴィン・コスナーがEW.comに明かした。同作のポスターはフランク(ケヴィン)がレイチェル(ホイットニー・ヒューストンさん)を抱え上げた一瞬を切り取ったあまりにも有名なものだが、写っている女性は実はホイットニーさんではなかったのだ。

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 ケヴィンは「あれは、本当はホイットニーじゃないんだ。彼女は帰ってしまっていて、あれは彼女のボディダブルだ」と告白。ポスターに使われた写真は、フランクがナイトクラブで暴徒化した観客からレイチェルを救ったシーンで撮られたもので、ケヴィンは「彼女は頭を僕の肩にうずめていたから(ダブルで問題なかった)。怯えているシーンだったから、それで相応しかったんだ」と説明した。

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 友人のベン・グラスが撮ったこの写真を見て、「強く訴えかけるものがある」ためポスターに使うべきだと即座に確信したというケヴィンは、ワーナー・ブラザースに直訴。ワーナーは大スターのホイットニーさんの顔が見えない点が気に入らず、彼女の顔を見えるようにした代案をいくつも送ってきたが、結局、ケヴィンの主張が通り、あのアイコニックなポスターが誕生することになったのだという。

 ホイットニーさんは2012年2月11日に48歳という若さで急逝した。ケヴィンは葬儀にも出席し、涙ながらに別れの言葉を述べていた。(編集部・市川遥)

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