顔怖い…インターネットに現れる殺人鬼『ラバーボーイ』7月日本公開
インターネットに現れる“顔の皮”マスクをかぶった殺人鬼の恐怖を描いた映画『Girlhouse』の邦題が『ラバーボーイ』に決まり、7月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷で公開される。
物語は、大学生のカイリーが父親を亡くし、学費を稼ぐためにポルノサイトで仕事を始めたことから始まる。サイトは屋敷に集まった女優たちの映像をリアルタイムで配信するというもので、カイリーがカメラの前で初めてストリップショーを披露すると、彼女のライブチャットにハンドルネーム“ラバーボーイ”が現れ、自分の顔写真を送りつけてきた。そして自分の送った写真が女優たちに笑われていることを知った“ラバーボーイ”は屋敷に侵入し、ライブ配信状態のまま殺戮ショーを開始する……。
『へレディタリー/継承』(アリ・アスター監督)、そしてアスター監督の新作ホラー『ミッドソマー(原題) / Midsommar』にも参加しているプロデューサーのビュー・フェリスが、「どうしても作りたかった映画」として完成させたのが本作。インターネットを通じて誰もが出会ってしまうかもしれない事件を、鮮烈なビジュアルと、本物の恐怖と狂気をまとわせた一切の妥協を許さない演出で描き出した。不気味な仮面をつけた殺人鬼ラバーボーイはノコギリやハンマーを振り回し、どこまでも、どこまでも追いかけてくる。(編集部・市川遥)
映画『ラバーボーイ』は7月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開