007新作『ボンド25』ジャマイカロケの映像が公開
ダニエル・クレイグ(51)がジェームズ・ボンドを演じる、映画『007』シリーズ最新作『ボンド25(原題)』から、ジャマイカの撮影現場の様子を捉えたメイキング映像が、シリーズの公式YouTubeチャンネルで公開された。
ボンドが街中でジープを駆り、武器を手に窓から室内の様子をうかがう姿が映し出される1分ほどの映像からは、まだ映画の全体像をつかむことはできない。本作はスパイの仕事を離れてジャマイカに移り住んだボンドの平穏な暮らしが破られるところからスタートするため、まさに冒頭のシーンになると見られる。
また、キャスト陣を演出する日系アメリカ人監督キャリー・フクナガに加え、CIAのフィリックス・レイター役のジェフリー・ライト、『キャプテン・マーベル』のラシャーナ・リンチ演じるノミも登場。彼らがボンド復帰のきっかけとなるのか。
今回をもってボンド役を卒業するとされているクレイグは、まさにこのジャマイカロケ中に足首を負傷。手術を経て、先週撮影に復帰したことがシリーズのオフィシャルTwitterで発表された。また、イギリス・パインウッドスタジオにおける撮影では、爆発シーンでスタジオの屋根や外壁が損傷しスタッフが負傷。さらに、スタジオの女子トイレに盗撮用のカメラを仕掛けた容疑で男が逮捕されたことを The Independent が報じるなど、さまざまなトラブルに見舞われているが、2020年4月の公開予定に変更はない。
本作には、Q役のベン・ウィショー、マネーペニー役のナオミ・ハリス、M役のレイフ・ファインズらおなじみのメンバーが続投。ボンドガールとして、前作『007 スペクター』に引き続きレア・セドゥ、さらに『ブレードランナー 2049』のアナ・デ・アルマスが参加する。(編集部・入倉功一)