三浦翔平&大島優子、木村拓哉主演ドラマ「教場」で生徒役
木村拓哉主演のフジテレビ開局60周年記念スペシャルドラマ「教場」(2020年新春、2夜連続放送)に、三浦翔平、大島優子が出演する。27日、同局より発表された。2人が演じるのは、警察学校の冷徹な教官(木村)の生徒。本作で「10年ぶりくらいに短髪にした」という三浦は木村と初共演。「キャストの中でも小柄なので、ジムに通い、身体作りをしている」という大島は、木村と2013年放送のドラマ「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」(TBS系)以来、約6年ぶりの共演となる。
【写真】三浦翔平、短髪に!SPドラマ「教場」で初の父親役<場面写真5枚>
本作は、累計57万部を記録する長岡弘樹の小説「教場」シリーズを原作にしたミステリー。木村演じる「警察学校は適性のない人間をふるい落とす場である」とする非情な教官・風間公親(かざま・きみちか)のもと、30人の生徒が窃盗、薬物、ガス中毒、傷害などさまざまな事件が勃発するなか、サバイブしていく。
三浦翔平が演じるのは、元ボクサーで生徒の中で最年長の日下部准(くさかべ・じゅん)。同い年の妻と3歳の娘がいる設定で、三浦にとってこれが初の父親役となる。木村との初共演に、「本当に教官らしいたたずまいで、良い意味のプレッシャーというか、ピリっと現場が締まります。でも、怖いというのではなく、実際の教官と生徒のような感じの関係と距離を作ってくださっています。そしてスタジオを出れば、気さくに話しかけてくれるので、とても楽しいです」とコメント。また元ボクサーという役柄に「一応キックボクシングなどの格闘技をやっていたので、そこは説得力を持たせるのに役だったかな、と」と手応えを感じているようだ。
一方、大島は、勝ち気で姉御肌の元インテリアコーディネーター・楠本(くすもと)しのぶ役に。最愛の人を亡くした過去があり、警察学校で驚くべき真相を知ってしまう。木村とは、ドラマ「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」で天才物理役者とその妹という設定で共演。「木村さんとは以前、兄妹役で共演させていただきました。今回は、常に教官として生徒30人に目を配ってくださり、まさに、そこに風間教官がいます」とガラリと異なる関係に刺激を受けている様子だ。「撮影の他に訓練などもあり、体力も必要になるのでしっかり食べています!」と肉体面での努力も惜しまない。
三浦、大島のほか、風間が教壇に立つ教場(警察学校教室)に集う生徒役に、先ごろ工藤阿須加、川口春奈、林遣都、葵わかな、井之脇海、富田望生、味方良介、村井良大の出演が発表された。脚本はドラマ&映画「踊る大捜査線」シリーズの君塚良一。演出をドラマ「プライド」(2004・フジテレビ系)などの中江功が務める。(編集部・石井百合子)