榮倉奈々、“母・戸田恵子”からの労いの言葉に感無量!
女優の榮倉奈々が29日、新宿バルト9で行われた映画『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』公開記念舞台あいさつに出席。ドラマで母娘を演じたことがある戸田恵子から労いの言葉をかけられると感無量の表情を浮かべていた。舞台あいさつには榮倉、戸田のほかゲスト声優を務めたANZEN漫才(みやぞん、あらぽん)、中尾隆聖、ドリーミングも出席した。
【写真】アンパンマンとばいきんまん仲よさそう!(イベントの様子)
原作のやなせたかし氏生誕100周年記念作品と銘打った本作。アイスを作ることができないバニラ姫が、国を飛び出し出会ったアンパンマンたちと交流し、成長していく姿を描いた物語。榮倉は会場に詰め掛けたたくさんの子どもたちを見渡すと「まさか『アンパンマン』にゲスト出演できるなんて思っていなかったので嬉しいです。戸田さんのアンパンマン、中尾さんのばいきんまんの声、そしてドリーミングさんの歌を生で聞けて幸せです」と感情を爆発させた。
そんな榮倉だったが、アフレコではかなり苦戦したようで「自力で頑張ろうと思っていたのですが、戸田さんに『難しいです』と泣き言のメールをしてしまいました」と裏話を披露すると、榮倉が主演を務めた2006年放送のドラマ「ダンドリ。~Dance Drill~」で母親を演じた戸田は「『アンパンマン』という作品を愛するがゆえの悩み。奈々が一生懸命作品に向き合ってくれているのが嬉しかった。アドバイスなんてものではないですが『自分の子どものように感じて演じてみたら』と言ったんです」とコメント。
続けて戸田は「悩んで頑張ってくれた結果、榮倉奈々のすべてが詰まっています。バニラ姫の成長が奈々ちゃんの成長のように感じられます」と母親目線で絶賛すると、榮倉は感無量の表情を浮かべていた。
戸田は、やなせたかし氏の生誕100周年の記念となる作品に「やなせ先生は『人生は喜ばせごっこ。人が喜ぶことをおやりなさい』と常日頃からおっしゃっていました」としみじみ語ると「大切なものはなにかを教えてくれる作品になっています」と力強く本作をアピールしていた。(磯部正和)