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染谷将太×戸田恵梨香×窪塚洋介共演、通夜ぶるまい描く『最初の晩餐』11月1日公開

映画『最初の晩餐』より
映画『最初の晩餐』より - (C)2019『最初の晩餐』製作委員会

 「通夜ぶるまい」をテーマにした染谷将太の主演映画『最初の晩餐』が11月1日より公開される。父が残した一冊のノートからよみがえる思い出の料理の数々を通し、家族の絆、秘密を描く物語で、染谷は父の葬儀のため帰郷するカメラマンにふんする。兄姉役に戸田恵梨香窪塚洋介、両親役に斉藤由貴永瀬正敏。監督は、サザンオールスターズのドキュメンタリー映画やオムニバス映画『CINEMA FIGHTERS』の「終着の場所」などを手掛けた常盤司郎

【写真】『最初の晩餐』場面写真

 常盤監督が構想7年を費やし、実体験をもとにオリジナル脚本を書き上げた本作。カメラマンの麟太郎(染谷)が、姉の美也子(戸田)と共に父・日登志(永瀬)の葬儀の準備をする中、母・アキコ(斉藤)が通夜ぶるまいの弁当を急きょキャンセルし、料理は自分で作ると言い出したことから騒動が勃発。父が初めて作ってくれた「目玉焼き」など次々と出される母の手料理から、20年前に父と母が再婚し、連れ子の兄シュン(窪塚)と5人で暮らした日々を思い返していく。

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 主演の染谷は、本作を「私はこの映画に、今まで感じたことの無い感動を覚えました。何故ならば『最初の晩餐』は、清々しいほど正直な映画だからです。『家族』『愛』複雑だけどとてもシンプルなことをとても正直に描いています。どんな人の心のヒダにも触れる映画」と紹介している。

 そのほかキャストに、新海誠監督の新作アニメーション映画『天気の子』(7月19日公開)のヒロインに抜擢された森七菜白石晃士監督のホラー映画『地獄少女』(今秋公開予定)を控える楽駆をはじめ、牧純矢外川燎池田成志菅原大吉カトウシンスケ玄理山本浩司小野塚勇人奥野瑛太諏訪太朗ら。

 染谷、戸田、窪塚、斉藤、永瀬、常盤監督のコメントは以下の通り。(編集部・石井百合子)

映画『最初の晩餐』は、11月1日より新宿ピカデリー他全国公開

染谷将太(弟・東麟太郎役)
私はこの映画に、今まで感じたことの無い感動を覚えました。何故ならば『最初の晩餐』は、清々しいほど正直な映画だからです。「家族」「愛」複雑だけどとてもシンプルなことをとても正直に描いています。どんな人の心のヒダにも触れる映画です。感情がつまりにつまった家族の食をスクリーンで味わい、絶対に自分の心に触れてくる感情に劇場でどっぷし浸かり、皆様一人一人、それぞれの形の感動をして欲しいと心底願っております。

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戸田恵梨香(姉・美也子役)
「家族」とは「血縁関係」で終わる話ではなく、一枚の紙で国に家族と認められても、当人達は家族と認められない事もある。そんな時、どうやって築いていけば良いのだろう。安易な事ではない。正解などなく、それぞれの幸せの形を見つけられた時に「家族」となれるのだろうか。やはり、安易な事ではない。でも……生きてさえいれば、人は変われるチャンスがあるのだと思う。この作品がそんなきっかけになれたら嬉しいです。

窪塚洋介(兄・シュン役)
久しぶりに自分の出演する作品を観て素直に涙が出ました。常盤監督やスタッフ、出演者たちのそれぞれの思いが静かだけど熱く染み込んだ素敵な作品だと思います。

斉藤由貴(母・アキコ役)
ゆったりとしながらも濃密で、なにか原風景のような作品だと思います。俳優の芝居も、テンポよく進んでいくというより、会話のやりとりの間に、ふっとにじみ出る間合いみたいなものの正直さが、お客様に伝わる映画になっていると思います。

永瀬正敏(父・日登志役)
『最初の晩餐』まずタイトルに惹かれ、常盤監督の実体験を元に作られた台本を読み進めて行くうちに、すっかり心奪われていました。歪で、煩わしい、でもきっとある意味で“嘘の無い”とても普通の家族。愛しい息子達、娘、そして妻……また一つ自分の中で確実に大切な家族が増えた作品です

常盤司郎監督
七年前、わずか数人で「本当に作りたいものをつくろう」とはじめた映画づくりでしたが、最終的には、日本を代表する俳優陣と制作陣に集まっていただきました。本当に幸せな長編監督デビューです。どうぞ観客の皆さんに、家族が「家族になる瞬間」を感じていただければと思います。

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