マット・デイモン×クリスチャン・ベイル!『フォードvsフェラーリ』来年1月公開
1966年のル・マン24時間レースで、絶対王者フェラーリに挑んだフォード・モーターの実話を描く映画『フォードvsフェラーリ』が、2020年1月に日本公開されることが決定し、予告編が公開された。『オデッセイ』のマット・デイモンと『ダークナイト』シリーズのクリスチャン・ベイルが、それぞれエンジニアとエリートドライバーにふんする。
1960年代、耐久レース「ル・マン」で絶対王者として君臨していたイタリアの自動車メーカー・フェラーリ。常勝チームの彼らに挑むベく、フォード・モーターは、エンジニアのキャロル・シェルビー(マット)に「ル・マン」での勝利を命ずる。新車開発と共に優秀なドライバーが必要だと考えるキャロルは、イギリス人レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン)に目をつける。
予告編では、新車の開発に勤しむキャロルと、凄腕レーサーだが破天荒なケンの姿が映し出される。限られた資金と時間の中で、ル・マン24時間レースに臨む二人。車を通して育まれる男同士の友情はもちろん、絶対王者に挑む彼らの熱きドラマにも期待が高まる。
メガホンを取ったのは、『ナイト&デイ』『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド監督。「この映画でシェルビーとケン間にあったような友情の価値について考えてもらえれば嬉しい」と語る監督は、「彼らが生きた時代は、まだ、持ちつ持たれつの関係が技術に奪われていなかった。当時の華麗なる車やスピーディーなレースの描写よりも、本作は家族やサバイバルについて、そして自分の壁を破りたいと思うなら、自分の人生を友人に託せるように努力しなければならない、ということを描いている」とメッセージを寄せている。(編集部・倉本拓弥)
映画『フォードvsフェラーリ』は2020年1月全国公開