山口智子、ロンバケ以来23年ぶり月9「好きなことをし尽くして生きている」
女優の山口智子が28日、都内で行われた月9ドラマ「監察医 朝顔」(7月8日スタート、毎週月曜夜9時~フジテレビ系)舞台あいさつに出席。山口にとって月9ドラマ出演は、木村拓哉と共演した1996年放送の大ヒットドラマ「ロング バケーション」以来、約23年ぶりとなるが「好きなことをし尽くして生きている」と充実した日々を送っていることを明かしていた。
木村拓哉&山口智子「ロンバケ」以来22年ぶり共演のビジュアル
原作は、2006年から2013年まで「週刊漫画サンデー」で連載された同名医療コミック(香川まさひと・作/木村直巳・画)。山口は、主人公の新米法医学者・万木朝顔(上野樹里)が勤務する大学の法医学教室主任教授・夏目茶子を演じる。
山口は「茶子は一応、法医学教室のチームリーダーなのですが、職務の合間に自分の人生をまい進するような、生命力の塊みたいな女性」と自身が演じる役柄を説明すると「それは(法医学という)毎日死と向き合う仕事をしているからこそ『その瞬間を生きてみせるぞ』という思いが濃いんだと思う」と分析した。
パワフルな茶子を演じている山口だが、ファンからの「死ぬまでに絶対これだけはしたいけれど、それほど大きくない夢」という質問に「毎日好きなことを順番にし尽くして生きているので、思い浮かばないですね」と回答。茶子のモットーである「明日、死ぬかもしれないから」のように、日々やりたいことを存分に行っているという生き方に、登壇者は羨望の眼差しを向けていた。
初共演となった上野に対しては「樹里ちゃんは本当に可愛くて、どちらかというと守ってあげたくなる危うい感じがするのに、介護シーンなどではムチャクチャしっかりしているんです」とプロ意識を称賛すると、上野は「こんな形で共演できて、いつかわたしも何十年ぶりに月9に出演するときが来たら、智子さんみたいにカッコ良く与えられた役割を果たせるようになりたい」と言い、嬉々とした表情。
そんな上野に山口は「芯のしっかりした女優さんなので、茶子みたいな役でもしっかりできると思います。20年後もやってほしい。あっという間に20年なんて過ぎちゃうからね!」と時が経つ早さをしみじみと語っていた。この日は、時任三郎、風間俊介、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.)、平岩紙、板尾創路も登壇した。(磯部正和)