伊藤健太郎、スパイダーマンスーツに照れ笑い 裸を見られてる感じ
俳優の伊藤健太郎が8日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』大ヒット記念舞台あいさつにスパイダーマンスーツを着用して登場し、華麗にポーズを決めつつもスーツ姿に照れ笑いを浮かべた。
本作は、主人公ピーター・パーカー(トム・ホランド)が、夏休みを迎えヨーロッパ旅行に赴くなか、S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の要請によって新たな戦いに挑むさまを描く。6月28日に世界最速公開されると、7月7日現在で動員125万人、興行収入18億円を超えるロケットスタートを切った。(数字は配給調べ)
大のスパイダーマン好きを公言し、本作のアンバサダーも務める伊藤は、客席からスパイダーマンのスーツに身を包んで登場。華麗にポーズを決めて舞台に上がると、「裸を見られている感じで恥ずかしいですね」と照れ笑い。その後「スパイダーマン認定テスト」と題して、超人的平衡感覚と危険を察知する能力(スパイダーセンス)を測るテストに挑むことに。
全長4メートルのスラックラインが舞台に設置されると、「ほとんど練習する時間がなかった」と苦笑いを浮かべつつ、果敢にチャレンジ。1度目は失敗するものの、2度目のチャレンジで見事成功し、両手を上げてガッツポーズ。続けて、見えない3つの箱の中から、中身に触れることなく「スパイダーマン人形」を当てるテストも実施。こちらは一発で人形を引き当てると、自らも予想していなかったようで驚いた表情を見せていた。
伊藤は、日本時間6月27日にアメリカ・ロサンゼルスのチャイニーズ・シアターで行われた、本作のワールドプレミアに出席。「半端なかったです」と当時を振り返ると、「すぐ隣にトム・ホランドや、見えるところにサミュエル(・L・ジャクソン)がいるんですよ。本場の華やかな場所で、レッドカーペットを歩けたのはいい経験になりました」と興奮気味に語った。
マーベルヒーローの中でも「スパイダーマン」が一番好きだと語った伊藤。「(『アイアンマン』の)トニー・スタークなどはお金持ちで異次元の感じがするのですが、ピーターは普通の高校生なので親近感が沸くんです」と理由を述べると、「僕も地元の仲間といつも一緒にいるのですが、ピーターもいつも同じ友達といる感じも似ていると思いました」と共通点を挙げていた。(磯部正和)
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は全国公開中