仮面ライダービルド犬飼貴丈、武田航平には「他の人とは違う安心感」
特撮ドラマ「仮面ライダービルド」で知られる俳優の犬飼貴丈と武田航平が6日、映画『GOZEN-純恋の剣-』公開記念舞台あいさつに浴衣姿で出席し、本作での再タッグでは「安心感があった」と振り返った。この日は優希美青、小野塚勇人、町井祥真、久保田悠来、波岡一喜、石田秀範監督も登壇した。
映画と舞台の完全連動をテーマに、東映と東映ビデオが共同で手掛ける新プロジェクト「東映ムビ×ステ」第1弾となる本作は、御前試合に命を懸ける8人の男たちによる攻防、そして秘めた思いを映し出す時代劇。俳優陣、監督、プロデューサーと「仮面ライダー」チームで固めている。
「大森(敬仁)プロデューサーからお話を頂いたので、また1年ライダーをやるのかと」と笑わせた犬飼は、「舞台と物語が連動する新しい挑戦だと聞いて、うれしかったですね」と笑顔。武田との再タッグについては「仮面ライダーでご一緒していたので、安心感があった。他の人とは違うかなと。安心して任せられましたね」と力強く語った。
翌日は七夕ということで、それぞれ短冊に書いた願いを発表することに。「(子供の頃の気持ちになって)ぱぱとまま、しあわせに」(犬飼)、「わたしも仮面ライダーになりたい」(優希)といった願いが飛び出す中、武田は「うちの犬が元気でいますように。35歳くらいに結婚できますように」としたためた。
「犬は元気なんでいいんですけど、(僕も)33歳なんでね。波岡さんはご結婚されていて、ステキだなと思って。覚悟を決めた感じで芝居をしている。背負っているといろいろと出てくるなと。昔から憧れていました」とちゃめっ気たっぷりに言葉を継ぐ武田に、「バカにしているの?」と波岡。舞台あいさつでは登壇者のそんな息の合った掛け合いが次々繰り出され、会場は大盛り上がりとなった。石田監督も「日々平和」と短冊を披露して、「こういう騒々しい連中がいないところ(に行くことが願い)ですね」と愛情たっぷりにからかっていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『GOZEN-純恋の剣-』は公開中