ローマ法王がブチギレ、手榴弾をぶっ放す!『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』本編映像
![ローマ法王、怖すぎ…(映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』より)](https://img.cinematoday.jp/a/rL-WbRVPKrxw/_size_640x/_v_1562317748/main.jpg)
2012年に公開された異色SF『アイアン・スカイ』の続編『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』の本編映像が公開され、激昂したローマ法王が主人公一味に手榴弾をお見舞いするという衝撃のシーンが明らかになった。
『アイアン・スカイ』は、月の裏側に潜伏していたナチスの残党が、地球に侵略してくるさまを描いたSFアクション。続編はナチスの地球侵略から30年後を舞台に、恐竜を従え人類滅亡を目論む秘密結社“ヴリル協会”と人間の攻防を描く。
ヒトラーを筆頭に、マーガレット・サッチャー、チンギス・ハーン、スティーヴ・ジョブズといった歴史上の人物が名を連ねるヴリル協会は、全員が「恐竜人間」と化している。もちろん、ローマ法王もその一人だ。
映像ではそんなローマ法王が激昂し、主人公オビ(ララ・ロッシ)一味をトリケラトプスの馬車に乗って執拗に追い詰める。迫りくる火の玉を何とか回避したオビ。しかし、激昂したローマ法王は彼女の仲間であるサーシャとマルコムに向かって手榴弾を発射! 実在するローマ法王のイメージを覆す設定は、ブラックユーモアあふれる本作ならではの魅力といえる。
ちなみに、メガホンを取ったティモ・ヴオレンソラ監督によると、劇中でローマ法王が飛ばす手榴弾は、コメディーグループ「モンティ・パイソン」の作品に登場した十字架付き手榴弾を参考に作成されたという。細部にまでこだわり抜いた、ヴオレンソラ監督の演出にも注目だ。(編集部・倉本拓弥)
映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は、7月12日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開