本郷奏多『Diner ダイナー』の窪田正孝にホレボレ
俳優の本郷奏多が5日、都内で行われた映画『Diner ダイナー』の初日舞台あいさつに登壇し、窪田正孝ふんする殺し屋スキンについて「メチャクチャかっこいい」と絶賛した。この日は藤原竜也、玉城ティナ、窪田、武田真治、真矢ミキ、奥田瑛二、蜷川実花監督も来場した。
平山夢明の小説を実写映画化した本作は、元殺し屋の天才シェフ・ボンベロ(藤原)と、彼が店主を務めるダイナーにやってくる凶悪な殺し屋たちの異様な世界を描き出すサスペンス・エンターテインメント。
「今だから聞きたいこと」を発表することになると、本郷は「窪田さん演じるスキンのビジュアルがメチャクチャかっこいい。長髪で傷だらけで」と目を輝かせ、「傷だらけなのも、本編では描かれていないけど、いろんな過去があってああなっていると思うんですが、耳がちぎれているのは、どういう設定でああいうふうになったかを聞きたい」と質問。その答えを知る前に、自身は「大きいピアスをしていて、セーターを着るときに(耳が引っかかって)あっ! ってやっちゃった」と予想した。
すると蜷川監督は「実際はノリで、耳も欠けていたらいいんじゃ~ん! みたいな感じで決めちゃった。(撮影)途中でいきなり欠けたよね」と説明。しかし、本郷から「ちゃんとした設定は特にないってことですか?」と尋ねられると、「セーターです!」ときっぱり。本郷は「よかった。セーターにしていただけてよかった」とキャラクターの裏設定に貢献したことをうれしそうにしていた。
さらに、間近に控えた七夕にちなみ「ぶっ飛んだ願い事」についてトークが繰り広げられると、偏食で知られる本郷は「食事をしなくても死なない身体になれますように」と書かれたフリップを披露。「本郷奏多らしい回答は何か? と思ってこれにしました」と理由を明かし、「食事があんまり好きじゃないので、これだったら最高」とにっこり。ところが、本編に出てくるハンバーガーには魅了されたようで、「美味しそうでした。食べたい」と珍しく食に対する意欲を見せていた。(取材:錦怜那)
映画『Diner ダイナー』は全国公開中