北山宏光、テレ東ドラマ初主演!10月期「ミリオンジョー」で漫画の編集者役
Kis-My-Ft2の北山宏光が、2013年に「モーニング」(講談社)で連載された人気漫画をテレビ東京が実写化する、10月期ドラマ「ミリオンジョー」(毎週水曜・深夜1時35分~)で主演を務めることが明らかになった。テレ東の連ドラ初出演にして初主演を飾る北山は、「僕の事を知っている人も知らない人も作品に巻き込んで来週まで待てない! と言わせられるように頑張ります」とコメントを寄せている。
十口了至・原作、市丸いろは・漫画による同名漫画がベースの本作。最新巻の初版部数が500万部を超える人気漫画「ミリオンジョー」の編集担当者が、漫画家の突如の死を受け、残された“創作ノート”を頼りに連載の継続を試みるさまが描かれる。
北山が演じるのは、やる気ナシ、作品愛もない二流編集者・呉井聡市(くれい・そういち)。学生時代に漫画家を目指し、新人漫画賞を受賞するもオリジナリティーが無いと評価され断念。その後、漫画家・真加田恒夫(まがた・つねお)が手掛ける「ミリオンジョー」の編集担当になるものの、自分の無能さを認めたくない為、漫画家との深い付き合いを避けている。
原作を読んだ北山は、「読み始めたらなんだこの展開? と手が止まらなくなり、一気読みしました。登場人物の絵のタッチ感、形がありそうでない、なんとも言えない感じを果たして実写化した時にどのようになっていくのか果たして自分はどのように演じられるかワクワクとドキドキしました」と感想を述べる。
自身が演じる呉井について、「漫画家の夢を諦めてしまった編集者です。夢を諦めてしまったからこそ、目の前の真加田の才能に目を向けず、逃げてしまっていました。ですが、真加田のあるきっかけで漫画への情熱が戻ってきます。その人が変わっていくさまをストーリーの中でどのように演じていくかポイントにしていきたいです」と語る北山。これから始まる撮影に向けて、「観た人の心に何か残るような、また観た人が嫉妬するような作品にしていきたいです。そして、健康に気をつけて、作品への熱意と思いをぶつけられる現場にしたいです」と意気込んでいる。
監督は、映画『ぼくらのショウタイム』などを手掛け、俳優としても活躍する榊英雄と、ドラマ「天 天和通りの快男児」の柴田啓佑。ドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」などの政池洋佑が脚本を執筆する。(編集部・倉本拓弥)