今夜スタート!上野樹里が13年ぶり月9主演「監察医 朝顔」見どころは?
上野樹里が主演を務めるドラマ「監察医 朝顔」(フジテレビ系)が今夜8日よる9時よりスタートする。13年ぶりに上野が月9ドラマの主演を務める本作の見どころを紹介する。
原作は「週刊漫画サンデー」で連載され、6巻以降は電子版でのみの発刊になるも人気を博し続け、2013年発刊の30巻をもって完結をした同名コミック。主人公の万木朝顔(まき・あさがお/上野)は、大学の法医学教室に勤める新米法医学者。事件性の疑いの有無にかかわらず、死因不明の遺体の死因を究明することを職務としている。
そんな朝顔と2人で暮らす父の万木平(まき・たいら/時任三郎)は、捜査畑を歩んできたベテラン刑事。ある日、平は朝顔の法医学教室が管轄する野毛山署へ異動になり、仕事相手としても朝顔に寄り添うことに。2人は解剖と捜査により、さまざまな遺体の謎を解き明かしながら、遺体の“生きた証”が生きている人たちの心を救っていく。
法医学者と刑事という異色の父娘関係の2人だが、2011年3月11日に発生した東日本大震災で朝顔の母が被災。未だ遺体が見つかっておらず、2人の心にはぽっかりと穴が空いたまま。原作では、阪神大震災によって母を亡くしたという設定だが、ドラマでは東日本大震災により母が行方不明になっている、とアレンジが加えられた。フジテレビ系連続ドラマとしては初めて、東日本大震災を正面から描く作品となる。
上野が月9ドラマの主演を務めるのは、玉木宏とダブル主演を務めた「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)以来、約13年ぶりのこと。社会現象ともいえるヒットを記録し、上野の代表作ともなった。また、2018年に出演したドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系)に続いて医師役を務めるが、今作でも深みのある存在感に期待が高まるところ。
第1話では、朝顔と父の日常から始まる。そして、30代後半の女性の遺体が倉庫で発見される事件が発生。朝顔は平が野毛山署に異動したことを知って驚きを感じながらも、不可解な死因の謎に父とともに迫っていく。風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.)、平岩紙、板尾創路、そしてドラマ「ロングバケーション」以来、およそ23年ぶりに月9出演を果たす山口智子ら豪華な面々が脇を固めており、ドラマのなかで展開される人間模様にも注目だ。
脚本を手掛けたのは、ドラマ「5→9 ~私に恋したお坊さん~」「相棒 season 17」「フルーツ宅配便」などの根本ノンジ。主題歌にはシンガーソングライターの折坂悠太による「朝顔」が使用されている。(編集部・大内啓輔)
ドラマ「監察医 朝顔」は7月8日より毎週月曜よる9時~フジテレビ系で放送(初回30分拡大)