2組の同性カップルの妊活を描く『バオバオ フツウの家族』予告編公開
5月にアジアで初めて同性婚が合法化された台湾発の映画『バオバオ フツウの家族』の予告編が公開された。2組の同性カップル4人が「赤ちゃんがほしい」と妊活を行う物語の一部が映し出されている。
本作はロンドンに住む2組の同性カップルが協力して妊活を始める物語。社会の軋轢(あつれき)や、理解することが難しい親たちとの確執と対峙を描く人間ドラマだ。メガホンを取ったのは今作が長編映画デビュー作となるシエ・グアンチェン監督。
公開された予告編の冒頭には「少し先を行くフツウの家族の物語」という印象的な言葉が登場。そして、ジョアン(クー・ファンルー)とシンディ(エミー・レイズ)、チャールズ(蔭山征彦)とティム(ダニエル・ツァイ)の4人が幸せそうに過ごす様子や、家族を持つことへの葛藤、妊活を思いついて実行する姿などが映し出されている。9月28日より新宿K's cinema ほかで順次公開される。(編集部・海江田宗)