田中圭、『おっさんずラブ』映画版に悔いなし!
俳優の田中圭が9日、都内で行われた『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』公開記念!連続ドラマイッキ見上映会に瑠東東一郎監督と登壇し、映画版に「悔いがまったくない」と爽快な表情を見せた。
本作は、モテない独身ダメ男・はるたんこと春田創一(田中)、乙女心を秘めた上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、ドSなイケメン後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係を描いた、2018年4月クール放送の大ヒットドラマの劇場版。物語は1年後。天空不動産を舞台に、はるたんのいる第二営業所に配属された新入社員・山田ジャスティス(志尊淳)、彼らの前に立ちはだかる本社新プロジェクトリーダー・狸穴迅(沢村一樹)ら新キャラも加えた五角関係が展開する。
ポップコーンを片手に現れた田中は、「すごいことしてますね。規模の大きさ(全国11会場でライブビューイング)にびっくりしていますが、公式オフ会ということで、オフ気分でポップコーンを持ってきたら、すごいいっぱいマスコミさんもいるし、間違えたな~と若干思ってます……」と照れ笑いしながら、「皆さんとこの場を楽しんで帰りたい」と意気込んだ。
そんな中、最新情報が次々と明かされると、会場は大盛り上がり、予告編が初お披露目され、はるたんと牧が手をつないだだけで、ジャスティスがはるたんに顔を近づけるだけで、客席は黄色い悲鳴であふれ、田中も「すごーい! めちゃくちゃ面白そう! みんなテンション上がったでしょう」と大興奮した。また、劇場前売特典のオリジナルポストカード3種3セットがスクリーンに映し出されると、「牧っていうか遣都、全体的にアイツ、顔キメすぎじゃない?」とツッコミ。全国合計3万名の限定であることが伝えられると、「転売には気をつけてくださいね。僕たちは狙われていますから」と注意を促した。
2016年放送の単発ドラマからスタートし、連続ドラマにつながり、劇場版へ。田中は「大好きなキャスト・スタッフ(がいて)、たくさんの方に愛していただける作品になって、支えてくれるみなさんがいて、それを十分わかった上で『あの連ドラを超えるぞ! じゃないとやる意味がない』と言って(劇場版が)始まった」と回顧。そして、「もちろんプレッシャーも不安もたくさんあったけど、やってみると……できちゃいました!」と満面の笑みを浮かべると、「キャスト全員やりきったので悔いがまったくないし、僕らの思いは絶対に届くと思うし、みなさんは純粋にただただ楽しみにしていてください。メチャクチャ面白いと思います」とアピール。しかし最後は、「(僕はまだ)観てないですけど……」と律儀につけ加え、ファンを笑わせていた。(取材:錦怜那)
映画『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は8月23日より全国公開