パトリック・スウェイジさんのドキュメンタリー映画、米で放映決定
映画『ダーティ・ダンシング』『ゴースト/ニューヨークの幻』に主演し、2009年にすい臓がんのため亡くなったパトリック・スウェイジさんを描いたドキュメンタリー映画『アイ・アム・パトリック・スウェイジ(原題) / I Am Patrick Swayze』が、パラマウント・ネットワークで放映されることが決定したとDeadlineなどが報じた。
本作は、パラマウント・ネットワークが数々の俳優や著名人を手掛けてきた『I Am』シリーズの一環として製作された作品で、『I AM ヒース・レジャー』『I AM ポール・ウォーカー』を手掛けたアドリアン・ブテンハウスがメガホンを取った。テキサス州でバレエを学んでいた若い頃から、ハリウッドで俳優として成功を収める過程、さらに妻リサ・ニエミとの関係などを描きながら、パトリックさんと共演したジェニファー・グレイ、ロブ・ロウ、デミ・ムーアなどのインタビューも含めた作品。
パトリックさんは、1952年テキサス州生まれ。母親は、映画『アーバン・カウボーイ』で振り付けを担当したパッツィ・スウェイジさん。幼い頃からバレエダンサーとして訓練した後、ブロードウェイの舞台に立った。映画界にも進出し、1979年に『スケートタウン U.S.A.(原題) / Skatetown U.S.A.』でデビューを果たすと、1983年のフランシス・フォード・コッポラ監督の『アウトサイダー』や1987年の『ダーティ・ダンシング』で一躍注目され、1990年に『ゴースト/ニューヨークの幻』でスターダムを駆け上る。リサ・ニエミとは1975年に結婚。2008年にすい臓がんに侵されていることが判明し、 2009年に57歳の若さで亡くなった。
同作は、サン・アントニオ映画祭でプレミア上映され、8月18日にパラマウント・ネットワークで放映される。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)