ハマりすぎ!『スパイダーマン』ベック役のジェイク・ギレンホール
ジェイク・ギレンホールが、大ヒット公開中の映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で謎の男・ベックを怪演している。(以下、『ファー・フロム・ホーム』のネタバレを含みます)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界が舞台となる本作は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)における“フェーズ3”を締めくくる作品。高校生のピーター・パーカー(トム・ホランド)がヨーロッパで夏休みを楽しもうとしているところに、ベックと元S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が現れる。
ベネチアを旅行中のピーターは巨大な人型の“水”に襲われるが、ベックことミステリオによって最悪の事態を免れる。『エンドゲーム』後に世界の扉が開き、異世界の地球からやってきたと話す彼の言動に心動かされたピーターは、アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)からもらった“サングラス”をミステリオに渡してしまい、最悪の事態へと発展していく。
実はミステリオは、アベンジャーズを敵視する人たちを集めてチームを作り、巨大な敵をでっち上げて敵と戦っているように演出。ピーターをだましてサングラスを手に入れ、嬉しそうに仲間と祝杯を挙げるミステリオの様子に、映画を観た人からは「強烈キャラ過ぎ」「胡散臭いと思った!」「やっぱりヴィランなのね」とSNS上にコメントが続出した。
ミステリオ役のジェイクの怪しい雰囲気をかもし出す演技に「さすがとしか言いようがない」「ハマり役過ぎ!」「適任すぎ」と称賛の声が相次ぎ、「あの衣装が似合うのはジェイクだけ」といった声も上がっている。
現在38歳のジェイクは、『ブロークバック・マウンテン』(2006)、『ゾディアック』(2007)、『ミッション:8ミニッツ』(2011)、『ナイトクローラー』(2015)と数多くの作品に出演しており、代表作を挙げればきりがない。今年は『ファー・フロム・ホーム』を皮切りに、『ゴールデン・リバー』『ワイルドライフ』のほか、海外では2015年に公開された『世界にひとつのロマンティック』が15日から公開される予定だ。(編集部・梅山富美子)