新・仮面ライダーゼロワンとは?ストーリーに注目
特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズ令和1作目として「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系・9月1日スタート)が放送されることが17日、都内で行われた制作発表記者会見で明らかになった。ストーリーやキャストなど、発表された新ライダーの詳細を紹介する。
テーマは人工知能=AI
テーマは、人工知能=AI。AIは人間のさまざまな仕事に影響を与ていくといわれている。「仮面ライダーゼロワン」では、 各話でスポーツ選手や医師、料理人、漫画家など、あらゆる職業の世界にAIが導入された未来の姿と、その環境下で生まれる悪との戦いが描かれる。脚本は高橋悠也ほか、監督は杉原輝昭らが務める。
主人公はAI企業の社長!
主人公は、飛電或人(ひでん・あると)/仮面ライダーゼロワン。亡き父の笑顔が見たいという思いを胸にお笑い芸人の道を志すも、お笑いのセンスは皆無。売れない芸人として細々と活動していたが、祖父・飛電是之助(ひでん・これのすけ)の遺言により人工知能のリーディングカンパニー・飛電インテリジェンスの二代目社長に任命される。一旦は拒否したものの、暴走する人型AIロボ・ヒューマギアを目の当たりにし、社長の座に就く者のみが使用できるゼロワンドライバーで変身。飛電インテリジェンス社長に就任し、仮面ライダーゼロワンとして、サイバーテロリスト「滅亡迅雷.net」によって暴走するヒューマギアとの戦いに身を投じる。
物語の舞台・ストーリー
舞台は新しい時代を迎えた日本。飛電インテリジェンスが開発するAIロボ・ヒューマギアの本格的な実用運転が始まっていた。ヒューマギアは人間と見分けがつかないほど精巧で様々な職場に溶け込んでいた。一方で、この状況を良しとしないテロリスト「滅亡迅雷.net」はヒューマギアをハッキングして暴走させ、人類の滅亡をたくらむ。政府もいち早く彼らの行動を察知し、内閣官房直属の対人工知能特務機関「A.I.M.S.(エイムズ)」を設立。暴走するAIロボの鎮圧と治安維持を目指す。
そんな中、笑いのセンスがないにもかかわらずお笑い芸人を目指す飛電或人は、AIによって活躍場所を奪われてしまう。ショックに打ちのめされる或人だが、飛電インテリジェンスの創立者で社長の祖父が死去し、彼の遺言によって、飛電インテリジェンスの二代目社長に指名される。巨大企業の社長に興味がない或人だったが、ヒューマギアの暴走を目にしたことで、仮面ライダーゼロワンへと変身。彼は「滅亡迅雷.net」だけでなく、AIを敵視する「A.I.M.S.」、AI の開発競争や利権をめぐる人間たちの思惑とも戦うことになっていく。
キャストは?
主人公の飛電或人を演じるのは、男子高生ミスターコン2017でグランプリを受賞した経歴を持つ高橋文哉。対人工知能特務機関「A.I.M.S.」の隊長・不破諫(ふわ・いさむ)/仮面ライダーバルカンを第29回ジュノンスーパーボーイコンテスト・準グランプリの岡田龍太郎。飛電インテリジェンス社長秘書であり秘書型AIアシスタントのヒューマギア・イズをPopteen専属モデルの鶴嶋乃愛。「A.I.M.S.」の技術顧問・刃唯阿(やいば・ゆあ)/仮面ライダーバルキリーをゼクシィ11代目CMガールの井桁弘恵。テロリスト「滅亡迅雷.net」の行動係・迅(じん)をメンズノンノ専属モデルの中川大輔。その司令塔・滅(ほろび)を俳優集団・イケ家!の砂川脩弥。飛電インテリジェンス副社長の福添准(ふくぞえ・じゅん)をアンジャッシュ・児嶋一哉が演じる。また、ナレーションは山寺宏一が担当する。(編集部・小山美咲)