『トイ・ストーリー4』これが本当の完結!プロデューサー語る
ディズニー/ピクサーの大人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』のプロデューサー、マーク・ニールセンがインタビューに応じ、本作について語った。
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“完ぺきな結末”と絶賛された『トイ・ストーリー3』から9年。前作で持ち主がアンディからボニーに移ったウッディは、ボニーが幼稚園の工作で作ったオモチャ、フォーキーが逃げ出してしまったことから、新たな冒険の旅に出る。そして、その先で第1・2作で心を寄せ合う存在だった羊飼い人形のボー・ピープと再会し、その運命が大きく変わることになる。
「ウッディとアンディの物語は3で終わったけど、4ではウッディが新たな子供のもとで、一番のお気に入りではなくなってしまい、人生の目的をどのように見つけていくか」というアイデアが、本作を作るきっかけだったと明かすマーク。
「ウッディは全く新しい環境に置かれることで、自分の目的は何なのかということを考えさせられることになる。このアイデアはすごく面白いんじゃないか、それをやることによって、今まで3で完結だと思っていた人に対しても、『トイ・ストーリー4』が本当の完結だって思わせようと思ったんだ」
本作はウッディが最後に下す、ある決断も見どころだが、このようなエンディングにすることは初めから決めていたわけではなく、さまざまなバージョンを考える上で「これこそが、一番素晴らしいエンディングだ」と思ったそう。
「今のところ、第5弾を作る予定はない。もし『トイ・ストーリー4』がシリーズの完結編になるなら、作り手としてウッディの物語を完結できたことに満足しているよ」とマークは胸を張った。(取材・文:編集部・中山雄一朗)